鳥栖市は九州の交通要衝。福岡にも隣接

鳥栖市は佐賀県の東部の町。
福岡県と接しています。
鉄道や道路など九州各地を結ぶ交通網が交差しており、九州全体の物流の中心都市として栄えて来ました。
2023年の人口は7万4,537人、高齢化率23.9%でした。
佐賀県内では3番目の人口規模ですが、人口密度では佐賀県で最も高い都市です。
福岡県と隣接している為、人口の5%が福岡県内へ通勤もしくは通学しています。
また、東洋経済オンラインの実施している「住みよさランキング」においては上位の常連となっており、2010年には全国4位(九州では1位)に選ばれています。
鉄道は、JR西日本の「鹿児島本線」と「長崎本線」、そして九州新幹線が走行。
市内にはJR鹿児島本線の「弥生が丘駅」「田代駅」「鳥栖駅」「肥前旭駅」、JR長崎本線の「鳥栖駅」「新鳥栖駅」「肥前麓駅」、九州新幹線の「新鳥栖駅」があり、主要駅は「鳥栖駅」です。
ちなみに、鳥栖駅と田代駅は、現存する九州最古の駅としても知られています。
バスは、西鉄バス佐賀の運行する一般路線と、鳥栖市のコミュニティバス「鳥栖市ミニバス」が市内を走行。
鳥栖市ミニバスは西鉄バス佐賀の運行していない路線をカバーしています。
高速道路としては、市を長崎自動車道が横切り、市東部の鳥栖ジャンクションで九州自動車道と大分自動車道に連結。
九州自動車道と長崎自動車道が繋がる重要な地点です。
交通要衝としてのイメージが強いですが、楽しいイベントや観光スポットも充実しています。
春に行われる「とす弥生まつり」を皮切りに、夏の「まつり鳥栖」や「鳥栖山笠」、秋の「とす長崎街道まつり」、「冬の(ハート)ライトフェスタ」など、多彩なお祭りやイベントが開催されます。
さらには、御手洗の滝やコスモスロード、鳥栖市民の森や大山祇神社の紅葉など、自然の癒しスポットも満載です。
市内にはスーパー等の商業施設も数多く点在。
市内中心部にはショッピングモール、北部には「鳥栖プレミアムアウトレットモール」などの大型商業施設もあり、鳥栖プレミアムアウトレットモールは市外からの観光客も大勢訪れるスポットです。
医療機関は今村病院や松岡病院、啓心会病院といった大きな病院の多いのが特徴。
個人病院も充実しています。
加えて、サービス付き高齢者向け住宅やケアハウス、グループホーム等のシニア向けの住まいも増加中。
サービス付き高齢者向け住宅は居室には介護ベッドや家具等が完備されており、佐賀県内で唯一の介護付き高齢者向け住宅となっています。
ケアハウスはカラオケや囲碁・将棋などのほか、園芸等も楽しめます。
グループホームは口腔ケアなどの日常的なサポートが受けられるのが魅力です。