中書島駅周辺は遊覧船も楽しめる。介護付き有料老人ホームはレク豊富

中書島駅は、京都府京都市伏見区の葭島矢倉町に位置する京阪電気鉄道の駅。1910年(明治43年)、京阪本線開通と同時に開業しました。中書島駅には京阪本線と宇治線が乗り入れています。
文禄年間、中務少輔(唐名で「中書」)の職についていた脇坂安治が、宇治川の分流に囲まれた島の屋敷に住んでいたことから「中書島」の呼び名が誕生。それが駅名の由来となりました。
中書島駅はエレベーターや多機能トイレのあるバリアフリー駅で、3面4線のホームには京阪本線の丹波橋・三条・出町柳方面行き上り列車と、枚方市・京橋・淀屋橋・中之島線方面行き下り列車が停車。宇治線は中書島駅が始発で、六地蔵・宇治方面行きが止まります。
最寄りのバス停は「京阪中書島」停留所。醍醐バスターミナル行きや京阪淀行きなどが発着します。駅の南口から徒歩3分ほどの場所にある伏見港公園にも「京阪中書島・伏見港公園」停留所があり、都駅前行きや竹田駅西口行きなどが発着。
駅北口から徒歩3分の京都府道115号にも「中書島」停留所が設置され、京都駅行き、宮前橋西詰行き、近鉄大久保行きなどが止まります。それぞれの停留所に各種路線バスが止まるので便利です。
駅周辺には伏見港公園、坂本龍馬で有名な老舗旅館「寺田屋」、長建寺、月桂冠大倉記念館や黄桜のテーマパーク「キザクラカッパカントリー」などがあります。宇治川や派流の濠川が流れ、濠川の遊覧船「十石舟」も楽しめるのも魅力です。
中書島駅の北隣である「伏見桃山駅」も近く、伏見桃山駅周辺は商店街や商業施設が並ぶ買物の楽しいエリアです。中書島駅前にも商店街がありますが、中書島駅の乗降人員は1万296人。京阪本線の特急停車駅の中で最も利用者数が少ない駅で、人の流れは少なめのようです。しかし、地域活性化の動きが見られますので、今後は賑やかな町になっていくかもしれません。
駅エリアには介護付有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅といったシニア向けの住まいも多数。介護付き有料老人ホームは入居時の費用0円・月額利用料20万円未満というホームから、入居時の費用が数百万円かかる高級系ホームまでできました。どのホームもレクリエーションが毎日実施されるため、メリハリのある生活が送れるでしょう。居室の設備も充実しており、インターネットも使うことができます。24時間体制でスタッフも常駐。ぜひ、中書島駅エリア内のシニア向けの住まいを見学してみて下さい。