津久見市は海の美しい街。ヒラメなどが美味しい

津久見市は大分県の街で、佐伯市や臼杵市と隣接。
30kmほど北西に行くと、県庁所在地である大分市です。
豊後水道の津久見湾に面しており、豊後水道上の地無垢島・保戸島・沖無垢島や、津久見湾の南にある四浦半島の北半分と、北にある長目半島の南半分も津久見市に含まれます。
江戸時代は津久見の南は佐伯藩領、北は臼杵領でした。
キリシタン大名として知られる大友義鎮が亡くなった地でもあります。
1921年津組村が町制施行に伴い「津久見町」に。
その後、近隣町村と合併し、改めて津久見町となり、1951年津久見町と四浦村等が合併すると共に市制施行を行い、「津久見市」となりました。
人口は1970年には3万3,988人でしたが、1980年3万454人、1990年2万6,797人、2010年1万9,917人、2015年1万7,969人…と、年々減少しています。2023年には1万5,868人でした。
しかし、大変食べ物の美味しい街で、そうりんひらめや保戸島マグロ、津あじ・津さばといった魚介類やヤマジノギク等が名物。
一村一品運動を推進しており、ますます名物が増えているようです。
交通アクセスとしては、JR九州の日豊本線が日代駅や津久見駅から利用可能。
津久見駅を中心に、市内を巡る路線バスや、佐伯市と津久見市を結ぶバスなども大分バスグループが運行しています。
車道としては、東九州自動車道が津久見IC(インターチェンジ)から乗降できます。
一般道は国道217号、大分県道36号・204号・217号などが走行。
沿岸部の重要港湾「津久見港」は、主に石灰石の移出に使用されています。
その量は全国の港湾移出量の4割にあたる程です。
定期旅客航路も運行されており、やま丸が津久見の陸地と保戸島を結び、市営線が無垢島まで向かいます。
観光スポットとしては、四浦展望台、宗麟公園、冠海水浴場など多数。
つくみ港まつり、津久見市民扇子踊り大会、ふるさと振興祭等のお祭りも賑わいます。
市内にはスーパーや飲食店、商店街といった商業施設や津久見総合病院等の病院も多数。
特に津久見駅前通り商店街には酒屋や薬局、仏具店等があり、シニア世代にも「買物がしやすい」と好評です。
また、サービス付き高齢者向け住宅やグループホームといったシニア向けの施設も徐々に増えました。
サービス付き高齢者向け住宅は介護サービスが別料金ではありますが、入居時の費用0円・月額利用料10万円未満と、基本料が格安なのが魅力。
敬老会やクリスマス会といった年中行事が豊富なので、楽しく過ごせるでしょう。