集落ごとに、独特の文化が残っている都市です

岐阜県の南東端に位置する、土岐市。
多治見市と可児市に西側を、瑞浪市に東側を挟まれています。
北側は可児郡御嵩町と、南側は県境を挟んで愛知県の豊田市・瀬戸市と隣接しています。
三国山をはじめ市全体が山がちです。
そのため、山々の合間の低地に集落が古くから形成されてきた歴史があります。
それぞれの地区に独特の風習や持ち味がある点が最大の特長でしょう。
土岐市は、名古屋市内の中心部にじゅうぶんに通勤・通学が可能な位置にある都市。
このため、昭和後期になるとベッドタウンという役目が強まりました。
流入する住民が増えるにつれて大規模な商業施設などが次々と出店するようになりました。
現在は、土岐プレミアム・アウトレットが市内で最大級の商業施設に成長しています。
開業以来10数年で、2倍を超える商業店が入居しており買い物や飲食、娯楽などいろいろな目的でお楽しみいただけます。
2015年に開業したばかりのテラスゲート土岐は、買い物をする場所のほか入浴施設が設置されているのが見どころ。
東濃地域の景観を満喫しながらお入りいただける露天風呂や岩盤浴などが人気を集めています。
温泉については、曽木温泉も有名です。
この温泉に隣接されている曽木公園は、日本紅葉の名所100選に選出されたほどモミジやカエデの美しさに定評があります。
秋になると、池に映る逆さ紅葉の美しさを引き立てるためにライトアップが実施されます。
土岐市で鉄道をご利用になるときは、土岐市駅まで出向いていただくとよいでしょう。
JRの中央本線をご利用できます。
路線バスについては、名鉄バスグループのサービスのほか市営のコミュニティバスをご利用可能です。
幹線道路に関しては、中央自動車道や東海環状自動車道にお乗り入れいただける場所が市内に数ヵ所あるためおすすめです。
また国道19号線・21号線・363号線も通行量の多い車道です。
土岐市の人口は、昭和末期になると増加傾向から横ばい気味に転じました。
20年ほど前から徐々に減少傾向に入りました。
2015年の集計結果では、5万5,842人となっています。
同年の高齢化率は、32.5%と発表されました。
今から土岐市内で介護施設をお探しになるときは、グループホームはおそらくいちばん見つけやすいでしょう。
そのほか、特別養護老人ホーム・介護老人保健施設が見つかります。
またケアハウス・住宅型有料老人ホームへのご入居もじゅうぶんに可能。
医療面では、市営の総合病院や国民健康保険駄知診療所で診察を受ける市民が多いです。