さくら市は桜の名所が多い。宇都宮駅まで行きやすいのも魅力

さくら市は、栃木県の中部の都市。
2005年喜連川町と塩谷郡氏家町が合併して生まれた街です。
市内には足利家歴代墓所である龍光寺があり、氏家商工まつりや氏家天王祭、喜連川天王祭といった昔ながらのお祭りが開催されます。
お丸山公園(喜連川城址)、鬼怒川堤防の桜堤、早乙女の桜並木、勝山城址等々…桜の名所が多いのが市名の由来。
お丸山公園には喜連川スカイタワーやシャトルエレベーター等がありましたが、東日本大震災による被災で、現在は運行停止中。
早期の復興が待たれます。
JR宇都宮線(東北本線)を利用すると宇都宮市まで15分程の距離なのもあり、宇都宮市への通勤率が高く、平成22年の国勢調査では19.8%にものぼります。
おおよそ5人に1人が宇都宮市へ通勤している状態です。
ちなみにJR宇都宮線なら東京まで約2時間、宇都宮駅から東北新幹線を併用すれば約75分で行けるでしょう。
市内を走るバスとしては、東野交通バスと宇都宮市営上河内代替バスが運行中。
東野交通バスは喜連川温泉やJR宇都宮駅、宝積寺駅といった市内外の重要スポットを巡っています。
比較的交通アクセスが発達していることもあり、宇都宮市のベッドタウンとしても人気です。
1970年には32,495人だった人口も、1980年34,820人、1990年36,543人、2000年40,030人、2015年44,901人…と増加、2023年の調査では43,984人とやや減少しましたが4万人を超える人口です。
中心駅はJR宇都宮線の氏家駅で、商業施設は氏家駅周辺の国道4号沿いや国道293号沿いに集中。
特に国道293号沿線にはスーパーやホームセンター、ドラッグストア、家電量販店やコンビニ等のロードサイド店舗が数多く並んでいます。
また、さくら市は佐賀県の嬉野温泉・島根県の斐乃上温泉と共に「日本三大美肌の湯」と謳われる「喜連川温泉」があることで有名。
その他にも、松島温泉、早乙女温泉等々、いろいろな温泉が楽しめる街です。
国道293号沿線にある「道の駅きつれがわ」にも日帰り入浴施設もあり、夜の8時までジェットバスや歩行浴プール等が使える健康増進施設も併設。
水着を持っていけば入浴料のみで利用出来ます。
市内には介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅等のシニア向けの住まいも緩やかに増えており、それぞれのホームがサービスを充実させています。
介護付き有料老人ホームは介護が手厚く、クリニック併設で医療サポートも万全。
居室は個室もあり、トイレや風呂、キッチン、家具等が完備されています。
一方、サービス付き高齢者向け住宅は完全個室で、外出等ができる自由な雰囲気が魅力。
介護はサービスに含まれませんが、デイサービスセンターが併設されている為、デイサービスに参加することも可能ですし、気軽に介護相談等もできるので安心です。