六地蔵駅は3社の路線が利用できて便利。周辺は商業施も多い

六地蔵駅は、京都市伏見区と宇治市にある駅で、「京阪電気鉄道の六地蔵駅」が京都市伏見区にあり、「JR西日本と京都市営地下鉄の六地蔵駅」が宇治市にあります。京都市営地下鉄の駅で、京都市外にあるのはこの六地蔵駅だけです。JRと地下鉄の六地蔵駅はほぼ同じ場所にありますが、京阪の六地蔵駅だけは歩いて5分(約400m)ほど離れています。
「京阪六地蔵駅」は、1913年に開業しました。駅の北西方面にある大善寺が「京都六地蔵」のひとつとして「六地蔵さん」と呼ばれいることから、「六地蔵駅」と名付けられました。その後、1992年に「JR六地蔵駅」が誕生し、2004年には「地下鉄六地蔵駅」が開業しました。ちなみに、大善寺には国の重要文化財「木造地蔵菩薩立像」があり、京都十三仏霊場の第五番霊場になっています。
「京阪六地蔵駅」は、宇治線の開通と共に開業した駅で、宇治線の「中書島・淀屋橋・出町柳方面行き」上り列車と、「宇治方面行き」の下り列車が停車しています。上り列車に乗り、中書島駅で乗り換えれば大阪方面に行けます。
「JR六地蔵駅」には奈良線の「京都方面行き」上り列車と、「宇治・奈良方面行き」の下り列車が停車します。「地下鉄六地蔵駅」は、東西線の起点となる駅で、「山科・太秦天神川方面行き」が止まります。
バスは、京阪六地蔵駅にある「京阪六地蔵」バス停がターミナルとなっており、醍醐バスターミナル・御蔵山・三条京阪・山科駅・四条河原町・東御蔵山・日野誕生院など、さまざまな場所へ向かう路線バスが発着するため便利です。JRと市営地下鉄の六地蔵駅のバス停は、「JR六地蔵」バス停と「JR六地蔵北口」バス停で、丹波橋駅東・なごみの里病院・京都橘大学・日野誕生院などに向かうバスが発着しています。
駅周辺には、商業施設「MOMOテラス」やスーパー、家電量販店、「しまむら」などの衣料品店、カラオケ店や飲食店などの商業施設が多数存在します。さらにその周りには、小栗栖団地や醍醐石田団地などの住宅地が広がっています。
そして、六地蔵総合病院などの病院や、シニア向けの介護系施設も誕生しています。介護系施設は介護付きや住宅型の有料老人ホーム、サービス付高齢者向け住宅、グループホームなどができており、選択の幅が広いです。
介護付有料老人ホームは、入居時の頭金が0円~数百万円、月額利用料は10万円台の施設が多いです。ホームによっては外出が自由ですし、お酒もOK。一方、サービス付高齢者向け住宅は、入居時の頭金および月額利用料は10万円台で、夫婦で暮らせる2人部屋もあるのでおすすめです。