宇治市はお茶の美味しい街。介護付き有料老人ホームは娯楽も豊富

宇治市は、京都府の南部の街。
世界遺産「平等院」や「宇治上神社」などの数多くの歴史的遺産があり「京都府第二の都市」と呼ばれています。
観光入込客数も京都府内では京都市について2位。
神社仏閣だけでなく、「鵜飼」や「もみじ谷」、「大吉山展望台」など見所も多い街です。
交通アクセスとしてはJR西日本の「奈良線」が宇治駅などに停車。
宇治駅は市役所にも近く、市の中心駅です。
その他にも京都市営地下鉄の「東西線」、京阪電鉄の「宇治線」が市内に乗り入れています。
市内で一番利用者が多いのは近鉄「京都線」の大久保駅で、2012年の調査では一日の乗降人員が約2.5万人でした。
バスは京阪バス・京都京阪バス・奈良交通が路線バスを運行中。
自動車道も国道24号線などの一般道から京滋バイパス(宇治東ICなどから利用可能)までさまざまな道が整備されています。
宇治市は京都市と隣接しており、京都市への通勤率が29.1%と高く、ベッドタウンとしても人気。
そのため住宅街も多いのが特徴ですが、銘茶「宇治茶」などの栽培地なども多く見られます。
さらに、1960年代から京都だけでなく、阪神エリア郊外の住宅地としても需要が高まり、市は宅地造成を積極的に実施。
そこから急激な人口の増加が生まれ、2010年には人口は18.9万人となりました。
近年は横ばい状態ですが、2023年の人口は18万2,144人、高齢化率29.9%となっています。
全国平均の29.0%と同水準ですが、4人に1人は高齢者という状況を考慮し、市はさまざまな高齢者向けの福祉サービスを展開。
「年齢に関係なく楽しく暮らせる街づくり」に励んでいます。
基本的な訪問看護などの介護保険サービスに加え、独自のサービスも実施。
「老人園芸ひろば」では、高齢者が園芸を楽しめる土地を低料金で貸与。
園芸を通して、同好の士との交流も楽しめるこのエリアは、高齢者の心身の健康維持の場ともなっているようです。
また、市内には介護施設もあり、介護付き有料老人ホームやグループホームなどが選べます。
料金も安めで、介護付き有料老人ホームでも入居時の費用0円プランや、月額利用料が20万円未満に収まるプランも。
月額利用料の中に食費やおやつ代も含まれるホームもあり、良心的な料金設定な上、カラオケ・囲碁将棋などのレクリエーションもあります。
宇治市は自然も美しく、お茶も美味しい街。
少し足を伸ばせば京都市にも遊びに行ける好立地ですので、シニア世代にもおすすめです。
一度、宇治市の老人ホームに足を運んでみてはいかがでしょうか。