内海駅周辺は海が美しく、商業施設も多め。グループホームは娯楽豊富

内海駅は、愛知県知多郡南知多町の内海に位置する名古屋鉄道「知多新線」の駅。同線の終着駅で、南知多町にある唯一の鉄道駅です。1980年に開業しました。
地理的に名古屋鉄道の最南端の駅です(ちなみに最北端は「顔戸駅」・最東端は「豊川稲荷駅」・最西端は「新羽島駅」)。駅の西には伊勢湾が広がり、千鳥ヶ浜海水浴場があります。
ICカード乗車券「manaca」が使える駅で、2面4線のホームには知多新線の知多半田・太田川・名古屋・犬山・津島方面行き列車が発着。1日の日平均乗降人員は1,569人。利用者は少なめですが名古屋方面からの特急・急行の終着駅でもあるため、海水浴のシーズンなどは観光客で賑わいます。(2013年度調査結果)
高架駅ですがエレベーターはありません。しかし、車椅子昇降機が用意されていますので、車椅子の方は気軽に利用申し込みをなさってください。車椅子用のトイレもまだ設置されておらず、今後のバリアフリー化が望まれます。
駅の構内や高架下には喫茶店、飲食店や美容室など、多数の店が入っており、海水浴客向けの休憩室もあるのが特徴的です。駅周辺にはホームセンターや飲食店、コンビニ、スーパーやドラッグストアなどが点在。特に駅と海水浴場の間のエリアに住宅や店が集中しています。
バスも走るエリアで、最寄りのバス停には南知多町営バス「海っ子バス」が停車。河和駅行きや師崎港行きの西海岸線に乗れるようになっています。駅エリアは自然豊かな場所で、海水浴もできる海岸だけでなく、内海緑地やゴルフ場なども。加えて、南知多町役場内海サービスセンターや郵便局、小中高等学校も揃っており、比較的生活しやすい場所だと思います。
駅エリアにはグループホームなどのシニア向けの住まいが徐々に増えました。グループホームは入居時の費用0円・月額利用料は食費込みで10万円未満と安め。どのホームも認知症の方が楽しく過ごすために、レクリエーションに力を入れています。カラオケや囲碁将棋など、ホームにいながら娯楽が楽しめるのもメリット。24時間体制でスタッフが常駐し、見守りを行っているのも人気の秘訣です。
ただ、満室の場合も多いため、あらかじめ見学に行き、入居予約だけでもしておくことをおすすめします。内海駅周辺は海や野山の美しいエリア。海が好きな方にはきっと嬉しい場所でしょう。一度、エリア内のシニア向けの住まいに見学にお越しください。