矢板市は温泉やツツジの名所等の観光スポットのある街

矢板市は、栃木県の北部にある市で、行政上「塩谷地区」と呼ばれるエリアの中心的な都市です。
人口は年々減少しており、2023年の人口は3万946人となっています。
高原山の南麓に位置する矢板市は、市域のほとんどが山岳や里山で、「高原山水源の森」は水源の森百選に、「尚仁沢湧水」が名水百選に、「栃木県民の森」が森林浴の森100選にそれぞれ選出されました。
市街地は市の北部から南部にかけて細長く形成されており、その市街地に沿うような形でJR東北本線や東北新幹線、東北自動車道が通っています。
JR東北本線は片岡駅と矢板駅から利用可能で、中心駅は矢板駅です。
ちなみに東北新幹線は市内を通過しているものの、駅は設置されていません。
路線バスとしては、矢板市営バスや那須塩原市営バス、しおや交通が運行中。
東北自動車道は矢板IC(インターチェンジ)から利用できます。
市内には観光スポットが多く、国の重要文化財に指定されている「新井家住宅」を始め、高原山の山岳信仰が伝えられる「寺山観音寺」、湧き出る塩水を製塩していたことから「塩竃」と名付けられた「塩竃神社」など、歴史好きなら一度は訪れたい貴重な旧跡があります。
また、矢板温泉や城の湯温泉センター等の温泉も点在。
リゾートタウンとして開発された「コリーナ矢板」には、温泉施設やホテル、レストランなどレジャー設備も充実しており、市内外から観光客が訪れます。
また、ツツジの名所「長峰公園」は日本の都市公園100選に選出されている人気スポット。
「道の駅やいた」では市の特産物などを購入できます。
市街地には、スーパーやホームセンター、ドラッグストアなどが集中。
大型商業施設はありませんが「気軽にショッピングできる」という市民の声も聞かれます。
総合病院「国際医療福祉大学塩谷病院」などの医療機関も比較的多いです。
さらには、介護付有料老人ホームやグループホームなど、シニア世代用の施設も徐々に増えています。
介護付有料老人ホームは完全個室になっていて、居室には介護ベッドやトイレも完備。
さまざまなイベントやレクリエーションも行っています。
一方、グループホームの中には、お茶を飲みながら季節の草花を眺められるウッドデッキのあるホームや、娯楽室などの設備が整っているホームがあります。
楽しく時間を過ごせるでしょう。
自然豊かな矢板市は、シニア世代にもおすすめできる街。
「自然に囲まれながら、のびのび暮らしたい」とお考えの方は、ぜひ矢板市のシニア向けの施設を訪れてみてはいかがでしょうか。