南側を山林に、北側を海浜に挟まれたエリアです
大正半ばに創設されており、来たる東京オリンピックの翌年に開業100周年の節目の日を迎える予定の多喜浜駅は、開設されてから30年以上の長きにわたって、旧新居郡神郷村で唯一の鉄道駅でした。隣接する旧多喜浜村からも利用客が集まっていたと伝えられています(たまに誤解されているようですが、多喜浜駅は旧多喜浜村に所在する駅ではありませんでした)。
多喜浜駅がある場所は、山地が残る場所のすぐ北側です。市街地は主に、駅の北側に延びています。とはいえ市街地がどこまでも続いているわけではありません。駅から真っ直ぐ北上すると海岸に到着します(工業地帯となっている地域も少なくありません)。
多喜浜駅の近くで車両によるお出かけをお求めになる場合は、県道13号線や132号線、336号線などを介した計画をします。駅付近で利用できる路線バスは、せとうちバスが運行しています。
多喜浜駅は、JRの予讃線に所属する駅です。管内では快速列車の「サンポート」が停車する駅に指定されています。3区間先にある伊予西条駅を経由すると、約80km先に松山駅が登場します。松山駅では伊予鉄道の大手町線への乗り継ぎができます
反対方面では、60km以上先に多度津駅があります。多度津駅では土讃線への乗り換えが可能。また多度津駅の3区間先にある宇多津駅では、本四備讃線への乗り換えができます。発着駅である高松駅では高徳線および高松琴平電鉄の琴平線に乗れます。
多喜浜駅は、設立当初の駅舎を今なお、手を加えながら使用している駅です。内部の設備は随時手入れされているためサービス面では支障ありませんが、現在は職員が派遣されていません。駅の利用率は昔から下がっています。
多喜浜駅を起点として介護施設をお探しになる場合は、駅からまずは3km位の範囲を確認することが大事です。10km以上離れた遠隔地にある施設にも、ひと通り目を向けましょう。
施設のジャンルに関しては、介護付き有料老人ホームやグループホームなどを発見できます。入居料金は平均的に格安に設定されています。月額使用料が15万円以下に収まるケースは、いくつかあります。