新居浜市は病院や商業施設多数。「新居浜太鼓祭り」が有名
新居浜市は、愛媛県の街。
四国の中北部に位置します。
夏は全国で一・二を争う暑い日もありますが、瀬戸内海式気候なので、1年中温暖で少雨。
四国三大祭りの一つとされる「新居浜太鼓祭り」が有名で、愛媛県でも最大級の山車が市内を練り歩く為、毎年見物客で大いに賑わいます。
江戸時代から別子銅山で栄え、近代に入ると住友グループとグループ会社等により発展しました。
今でも住友グループの企業城下町として知られており、瀬戸内でも屈指の工業都市となっています。
人口は1985年頃から緩やかに減少していますが、2023年の調査では11万5,314人。
まだまだ10万人を超える大きな街で、人口密度では東予地方で一番です。
交通アクセスとしては、JR四国の「予讃線」が走行。
多喜浜駅や新居浜駅、中萩駅から利用できます。
松山自動車道は新居浜ICから乗降可能で、高速バス「パイレーツ号」や大阪・神戸方面行きの「いしづちライナー 」も走っています。
一般道も発達しており、瀬戸内運輸や伊予鉄道の路線バス、別子山地域バス等が市内を走行。
新居浜東港から神戸港の「六甲アイランドフェリーターミナル」までを結ぶ四国オレンジフェリーも運行されています。
しかし、全体的には列車やバス等が繋がっていない地域が多いのが特徴です。
税務署や検察庁等の公共機関も揃い、商業施設も多数。
登道商店街、昭和通り商店街、銀泉街商店街、病院前商店街といった商店街も多く、アーケードのある「登道サンロード」や「喜光地商店街」は雨の日も快適に買物が出来ます。
空き店舗も増えていますが、まだまだ存続を希望する住民も多いようです。
商店街の他にも、大型スーパーやディスカウントストア、ショッピングセンター、家電量販店、ドラッグストア、ホームセンター、古本屋等が揃っていますし、広瀬歴史記念館、重要文化財「旧広瀬邸」や登録有形文化財「住友化学愛媛工場歴史資料館」、愛媛県総合科学博物館といった観光スポットも多数。
公園も多いです。
また、東予救命救急センターのある「愛媛県立新居浜病院」や「住友別子病院」、「十全総合病院」等々…医療機関が充実しており、市内の病院は100を越えます。
市内には愛媛労災特別介護施設「ケアプラザ新居浜」やサービス付き高齢者向け住宅、介護付き有料老人ホーム等のシニア向けの施設も増えました。
どこも清潔で、比較的格安なのでオススメです。
介護付き有料老人ホームは地域密着型で、地元のお祭りなども楽しめますし、サービス付き高齢者向け住宅は外出が自由なので、気軽に買物などに行けます。