まったく同じ名前の公園が、目の前に広がっています
道後公園は、湯築城の城跡を取り囲むように設立されています。城跡は現在、展望台として一般開放されています。堀や土塁が保存されているほか、園内では武家屋敷などが公開されています。史跡としての価値が高い観光スポットであることは言うまでもありませんが、桜が大量に植えられていることも、道後公園の人気の一因でしょう。春になると、各地から花見目当ての見物客で園内はごった返します。この駅の近くに老後の住まいを構えることで、春先の楽しみをはじめさまざまなメリットに恵まれると思われます。
道後公園停留場の周辺は、公園を除くと建物がかなり密集した市街地です。公営・民営を多種多様な施設が、普通の戸建て住宅や集合住宅の合間に点在する形で街並みが形成されています。その一方で、公園に連なるように広大な山林が残されているため、自然と無縁な土地柄ではありません。
道後公園停留場は、伊予鉄道の城南線に所属する停留場です(環状線の一部でもありますが)。その構成を眺めると、支線につながる上一万停留場と2区間しか離れていないことがわかります。そして、上一万停留場から6区間進むと南堀端停留場に着きますが、ここで下車すると花園線への乗り継ぎが可能となります。また、南堀端停留場と隣接する西堀端停留場は、大手町線や本町線と接続しています。ちなみに、道後公園停留場のすぐそばには、宇和島自動車が管理する急行バスの停留所が設置されています。
道後公園停留場の近隣に建設された介護施設は、まだ多いとは言えない状態です。ただし、停留場から5キロ圏内くらいの範囲を徹底してチェックすれば、目にとまる施設の数はやや増えるはず。幸運が舞い込んだときなら、1キロ以内で営業している施設が入居者を募集している光景に出くわすことだってじゅうぶんに考えられるでしょう。
施設のタイプに関しては、サービス付き高齢者向け住宅ないし介護付き有料老人ホームが主流を占めている様子が見られます。入居料金については高額のところから低額のところまでばらつきがありますが、どちらかといえば後者のほうが過半数に達しています。