讃岐国の国造の始祖「神櫛王」の墓所がある地域です

古高松南駅の北側にはこの地区で最大の名所と呼べる「平田池」があります。この池の北側には小さな森林があり、「神櫛王墓」と呼ばれています。景行天皇の皇子である「神櫛王」の墓所であるという伝承があり、宮内庁に厳重に管理されています。また、この森林に隣接する形で「子安地蔵寺」という寺社が存在します。古高松南駅の周囲で幹線道路をお使いになる場合は、国道11号線を経由して各方面に向かうのがスムーズな旅程といえるでしょう。
古高松南駅は、JRの高徳線に所属する駅です。管内では、最寄りのお乗り継ぎ場所と呼べるのは2~3区間離れた讃岐牟礼駅および志度駅です。これらの2駅は、どちらも高松琴平電鉄の志度線と接続しています(ただし志度線のご利用に関しては、古高松南駅から徒歩でアクセスできる場所にある八栗駅から乗り降りするという手があります)。
その先は、しばらくお乗り換えのチャンスがある駅はありません。しかし池谷駅まで足を伸ばしていただくと、鳴門線へのお乗り継ぎが可能となります。反対方面では、発着駅である高松駅が唯一のお乗り換え地点となります。高松駅では、瀬戸大橋線および予讃線、そして高松琴平電鉄の琴平線へのお乗り継ぎが実現します。
古高松南駅は無人の状態で運営されています。駅の利用率は平均して低いですが、安定した需要を獲得しています。過去10年分の、1日あたりの乗客数を振り返りますと、200人台を連続して記録していることがはっきりとします。
施設の区分に関しては、住宅型有料老人ホームやグループホームが多いエリアになります。