瀬戸内海国立公園と讃岐平野の中間にある町です

香川県の北西部に位置する、多度津町。
南端で善通寺市に、東端で丸亀市に、西端で三豊市と隣接しています。
北端は瀬戸内海に面した海岸線です。
そのほか、塩飽諸島の一部の島が町域です。
町域の大部分は、讃岐平野に含まれており凹凸が少ない土地です。
このため市街地化はかなり進んでいます。
沿岸地域は、瀬戸内海国立公園の敷地となっています。
人々の定住に向いている土地がたくさん広がっているため、多度津町では早くから集落が形成されてきました。
また、海に面しているため交易などの中継地点として大きな役割を果たしてきました。
町内には今も、造船会社や鉄道の車両を整備する工場などが残っています。
多度津町には四国八十八箇所に指定されている寺院も存在します。
道隆寺は、奈良時代中期に創建されました。
1,000年を優に超える歴史を通じて収蔵した文化財をたくさんご見物いただけます。
四国別格二十霊場や四国三十六不動霊場などに指定されている海岸寺は、宿坊などを持っていることで有名になりました。
桃陵公園は、数世紀前まで本台山城がそびえ立っていた場所につくられている公園です。
現在は、2,000本を超える膨大な桜の美しさで人気を博しています。
4月になると、さくら祭りが開催されるのが恒例となっています。
天霧城は天霧山にかつて建てられていた城です。
平成の初期に、城跡は国から史跡の指定を受けました。
多度津町で列車を用いた遠出をお考えになるときは、JRの予讃線や土讃線のサービスをお使いになるとよいでしょう。
幹線道路に関しては、国道11号線や県道21号線・25号線・33号線などがお乗り入れしやすい上に便利に移動していただけます。
善通寺市内に移動していただくと、高松自動車道へのお乗り入れもできます。
沿岸部からは、フェリーのご利用が可能です。
塩飽諸島に属する高見島・佐柳島にご用件がおありのときは、三洋汽船が快適な航路を提供してくれます。
多度津町の人口は、昭和後期に右肩上がりの成長を続けました。
ピークを迎えたのは平成初期のころでした。
その後は横ばいに近い状態が現在まで続いています。
2023年の時点で2万2,126人というデータが公開されました。
これは、20年ほど前とほぼ同じ数字です。
同年の高齢化率は33.0%という結果になりました。
多度津町で今から介護施設へのご入居をお求めでしたら、グループホームが発見しやすい状態です。
昨今は、サービス付き高齢者向け住宅が徐々に数を増やしています。