米沢市は果物の美味しい街。介護付き有料老人ホームは食事に拘りも

米沢市は、山形県の置賜地方の都市。
山地に囲まれた米沢盆地で、市街地は最上川の西岸、中北部に集まっています。
市の南方などに山々がそびえ、雪が良く降る豪雪地帯。
天元台スキー場や栗子国際スキー場などがあり、ウィンタースポーツを楽しむ観光客で賑わいます。
歴史の長い土地で、「独眼竜」でお馴染みの伊達政宗も米沢城で生まれたと伝えられています。
その後、上杉氏の城下町として発展してきたため、米沢城址の「松が岬公園」や「上杉神社」などの上杉氏関連の観光スポットが多数。
歴史好きには楽しい街です。
また、米沢上杉まつりといったお祭りなども行われます。
交通アクセスの中心はJR東日本の「奥羽本線」や「米坂線」の乗り入れる米沢駅で、同駅には山形新幹線も停車します。
バスは、東京と山形を結ぶ高速路線バス「レインボー号」や山交バスの一般路線バスに加え、米沢市の自治体バスである「米沢市市民バス」が市内を巡回。
そして、会津若松や喜多方方面と米沢市を行き来する一般ツアーバスなどもあります。
そして市内にはヘリコプターの発着所である「米沢ヘリポート」もあり、遊覧飛行や農薬散布、そして救急患者の輸送などに活用されています。
米沢市の人口は約7.7万人で、減少傾向のせいか高齢化率は32.4%と高め。
「3人に1人は高齢者」となっており、高齢化の波が押し寄せているのが分かります。
そこで市は多彩な高齢者用のサービスを実施。
その一環として介護側の慰労も兼ねて、介護家族の交流会なども開催し、高齢者だけでなく、取り巻く人々の心身の健康までも配慮。
より暮らしやすい環境づくりに励んでいます。
また、市内には介護付き有料老人ホームなどもあり、月額利用料がなどの費用も比較的低料金で、5万円未満で収まる所もあります。
ベッドや洗面台がある個室はバリアフリーで移動が楽なのもメリット。
中には、食事にこだわり、毎月の特定日にはおかずなどが選べる「選択食」を用意したホームも。
くわえて、最近の老人ホームは24時間体制の見守りもあるので安心です。
気候は日本海側気候と盆地の気候を持ち合わせており、春夏秋冬で温度差などが大きいのが特徴。
その分、四季折々の景色が見られる大変美しい街です。
米沢牛が人気ですが、気候を上手に利用して、果樹栽培が盛んに行われているおかげで、果物も美味しい場所。
さらには、米沢市には温泉も多く、お風呂が楽しめる街ですので、シニア世代もゆったりと過ごせるでしょう。