奥州の3大名湯のひとつに、毎日のように浸かれます

駅前からは、バスやタクシーが毎日のように大量に乗り入れており、観光客の送迎の一大拠点となっています。一般の路線バスについては、すべて福島交通が管轄しています(駅前のほか、駅から数百メートル離れた場所に乗り場が設けられています)。道路事情については、国道については399号線が、県道については3号線・5号線・124号線・319号線が比較的近くに敷かれています。
駅のそばは平坦な土地が多いです。温泉は駅の周囲にも引かれており、駅から目と鼻の先に共同浴場がつくられているほど。また、温泉街らしい雰囲気が魅力の商店街で買い物をすることも可能です。
飯坂温泉駅は現在、福島交通の飯坂線の終着駅となっています。乗り換え場所は発着駅である福島駅だけですが、福島駅までの距離は10キロ未満しかありません。長時間の旅程を覚悟する必要はないわけです。福島駅では、JRの東北本線と奥羽本線(山形線を含みます)のほか、新幹線が2種類(山形新幹線と東北新幹線)利用できます。そして、阿武隈急行線と接続していることも忘れてはいけないポイントでしょう。
飯坂温泉駅は、昨今の利用率は高いとは言えません。1日当たりの乗客数を計算するとせいぜい数百人程度でしょう。しかし、2010年に駅舎がリニューアルされ、和風で統一された親しみやすい外観に生まれ変わりました。この駅舎の美しさを撮影するためにやってくる見物者が、若干ではありますが存在するということです。
飯坂温泉駅の周辺は、介護施設などは若干であればすぐに見つかる可能性があります。ただし駅のすぐそばにこだわると施設数が限定されてしまいます。したがって、検索する範囲は最初から思い切り広大に設定したほうがよいでしょう。5キロ圏内でもけっこう見つかる軒数は増えるのですが、優れた施設を見落としたくないなら10キロ圏内で探したほうがおそらく無難です。
施設の区分は、サービス付き高齢者向け住宅とグループホームが二大勢力のようになっています。グループホームは特に入居料金が安くなるという性質がありますから、認知症の疑いがあるなら早めに専門医の診断を受けることが大切です。このほか、介護付き有料老人ホームも少しずつ登場しています。