真岡市は大型商業施設や商店街のある街

真岡市は栃木県南東部の街。
旧名は芳賀郡。
南東部の中心都市で、2023年の人口は79,391人です。
真岡市の中心街から宇都宮市の中心部まで概ね15kmから20km程で、東京からは約100km。
五行川低地、真岡台地、鬼怒川低地が連なり、低地域では米が良く獲れます。
祭事としては、「真岡の夏祭り」や中村八幡神社の「流鏑馬」を開催。
プールなどのある「井頭公園」は、夏は一万人もの利用客で賑わいます。
「真岡(もおか)」の由来は、昔、鶴も飛来する沼があり、その舞うように飛ぶ姿が美しいので、「ツルの舞う丘」…「舞丘(まいおか)」と呼ばれるようになり、舞丘が「もうか」と言われ、「真岡」と書かれるようになった…と言われていますが、諸説あるようです。
駅名は以前「もうか」という名称でしたが、真岡線が国鉄から第三セクターに移管した際に「もおか」に変更。
行政的には「もおか」で統一されています。
真岡鐵道が市内を走行し、中心駅は「真岡駅」です。
路線バスとしては東野交通バスが各地を巡回。
真岡市役所前、芳賀赤十字病院、JR宇都宮駅等の主要スポットを巡るコースが、1時間に1~2本運行されているので便利です。
高速道路は、北関東自動車道が走行。
「真岡IC」から利用できます。
酒造や真岡木綿が地場産業ですが、造り酒屋は現在1社しか残っていません。
真岡木綿も最盛期には37万反を産しましたが、明治以降は生産量が激減。
作り手もほとんどいなくなりました。
しかし近年、真岡木綿の復興の為、かつての経験者による技術伝承などが行われています。
市の中心部には小規模な商店街が広がっており、近年大型商業施設「イオン」もオープンしました。
駅の区画整理事業により、駅前には大型駐車場を備えた郊外型の総合スーパーも誕生。
都市計画道路沿いを中心に専門店も進出しています。
個人商店は減っていますが、シャッター街などもなく、余り寂れた雰囲気はありません。
特に市の商業エリアは洋風建築物の多い綺麗な街並みです。
また、市内には真岡井頭温泉もあり、ゆっくりと温泉につかれます。
近年、グループホームや住宅型有料老人ホーム等の老人ホームも出来ました。
グループホームは作業療法士や理学療法士がいるので、専門的なリハビリが出来ますし、住宅型有料老人ホームは完全個室で居室にはトイレやインターネット環境が整っています。
穏やかなシニアライフにふさわしい環境でしょう。