「水と緑と歴史のまち」を体現している都市です

大分県の北西端に位置する、日田市。
東端で、中津市や球磨郡に属する球磨町と隣接しています。
地形の影響から熊本県や福岡県との間に長い境界線を持っています。
このため、県外の数多くの自治体と接しているのが特徴的です。
山岳地帯の内部に位置しており、山間に広がる盆地を中心に集落がつくられてきました。
三隈川の支流をはじめたくさんの川が流れている上に、年間の降水量が多いため林業が発達しています。
ヒノキのような高級木材の産地として、一時期有名になりました。
ひと際目立つのは、この土地の名前がつけられた日田杉でしょう。
これらの材木を用いた木工業も、市内を代表する地場産業です。
市内でお散歩などの目的地としておすすめできる場所に、亀山公園があります。
かつて日隈城や松方神社などが建てられていた場所で、現在は日隈神社が鎮座しています。
10数年前に拡張工事が終わって、使いやすくなりました。
月隈公園は、丸山城や県知事官舎、また県立工業高校などが建てられていた場所。
1世紀ほど前から公園として整備されており、ゲートボール場などの設備を利用できます。
日田市は温泉郷が多くつくられてきた都市でもあります。
日田温泉はその代表格でしょう。
三隈川の目前にあるため、夏場は屋形船も合わせてお楽しみいただけます。
そのほか、天ヶ瀬温泉や湯ノ釣温泉も有名です。
天ヶ瀬温泉は、玖珠川のそばに湧き出している温泉。
露天風呂がたくさん設けられているほか、足湯や手湯のご利用が可能です。
湯ノ釣温泉は静けさに満ちた場所にあるのが特長。
リウマチや冷え性などに効能があると伝えられてきました。
日田市で鉄道にお乗りになりたい場合、JRの久大本線や日田彦山線がご利用可能です。
路線バスに関しては、西鉄バスグループに属する、地域密着型の日田バスがおすすめ。
また、大分交通グループや市営のコミュニティバスのサービスも評価が高いです。
幹線道路に関しては、大分自動車道がお乗り入れしやすくて便利です。
日田市の人口は、30年ほど前から減少傾向に入りました。
2023年には6万2,080人という記録が公開されています。
同年の高齢化率は36.1%を記録しました。
日田市で今から介護施設へのご入居をお考えになるなら、特別養護老人ホームや介護老人保健施設が探しやすいでしょう。
持病などをお持ちでしたら介護療養型医療施設、認知症でしたらグループホームがおすすめです。
民間の施設では住宅型有料老人ホームへのご入居が、一考の価値があるでしょう。