古墳や寺社が目立つ町。そのかたわら大型の団地が広がっています

奈良県の北西部に位置する、広陵町。
南端で、橿原市・香芝市・大和高田市と隣接しています。
そのほか、同じ北葛城郡に属する河合町や上牧町、磯城郡に属する田原本町や三宅町に囲まれています。
町内は、どちらかといえば東側のほうが平坦な土地が多いです。
しかし西側のほうが、宅地開発が本格的に行われてきたため人口は西部に集中しています。
葛城川や高田川、曽我川と水源に不自由しない土地柄だったため、広陵町では古くから人々の営みが行われてきました。
無数の遺跡がこれまでに研究されてきましたが、その中でひときわ目立つのは馬見古墳群でしょう。
大小を問わずたくさんの古墳が集まっており、視界に飛び込んできたときの印象は圧巻の一言に尽きます。
国や県から史跡の指定を受けている古墳は、簡単には数え切れないほど多いです。
古墳群が広大な土地を占めているため、現在は土地全体が公園として整備されています。
したがって、お散歩などを快適にお楽しみいただける場所でもあります。
もっと新しい時代の名所も、広陵町ではたくさん残されてきました。
癒しを感じ取っていただける由緒正しい寺社仏閣は町内各地に見つかります。
三重塔で名高い百済寺や、竹取物語の伝承と深いかかわりを持つ讃岐神社などは、いつ訪れていただいても飽きずにご見物いただける折り紙付きの名所です。
香芝市との境界線に近づいていただくと、真美ヶ丘ニュータウンが見えてきます。
この団地の中に20年ほど前に建てられたショッピングモールは、お買い物や娯楽などをお求めいただく上でとても便利です。
広陵町で鉄道のご利用をお望みの場合は、近鉄の箸尾駅に出向いていただくとよいでしょう。
田原本線のサービスをご利用できます。
路線バスに関しては、奈良交通のサービスをご利用可能です。
それから、町営のコミュニティバスにお乗りになれる機会もあります。
幹線道路については、県道5号線や14号線が目立つ車道です。
広陵町の人口は、宅地建設が進められた時代に急成長しました。
今世紀に入るとその勢いは一気に落ちましたが、現在もまだ微増傾向が続いているところです。
2023年には人口3万5,284人となっています。
同年の高齢化率は26.6%。
これは、全国平均値より低くて余裕がある数字です。
現在の広陵町で介護施設をお探しになるなら、民営の施設では介護付き有料老人ホームが、公営の施設では特別養護老人ホームや介護老人保健施設が見つかりやすいでしょう。