福知山市は昔からの交通要衝。丹波栗など名物も充実

福知山市は、京都府の北部の都市。
中丹地方にあります。
京都府の舞鶴市、綾部市や兵庫県の丹波市や豊岡市等と隣接。
廃藩置県が実施される前は丹波国・丹後国でした。
1889年町村制により福知山町が成立。
1937年天田郡福知山町が市制施行により福知山市になりました。
人口は2023年には7万6,075人でした。
市域の76%を林野が占める自然溢れる街で、福知山盆地には田畑などが広がります。
丹波栗や鉄砲漬け、笑鬼もなか、黒豆ぼうろ等々…特産品も多彩です。
福知山市は歴史が長く、縄文時代から人々が暮らしていた場所で、昔から交通の要衝として賑わって来ました。
1987年には京阪神と日本海を繋ぐ舞鶴若狭自動車道が開通。
自動車道は福知山IC(インターチェンジ)から利用可能になりました。
加えて、JR西日本の山陰本線が乗降可能。
ちなみに福知山線は福知山駅が始点です。
京都丹後鉄道「WILLER TRAINS」の宮福線も福知山市民病院口駅や福知山駅、荒河かしの木台駅等から利用できます。
中心駅である福知山駅には、京都駅からの特急「はしだて」や、城崎温泉駅からの特急「きのさき」などが発着。
大阪駅や天橋立駅からも福知山市方面へ向かう特急が出ています。
路線バスとしては、福知山市営バス、福知山市内自主運行バス、西日本ジェイアールバス等のバスが市街地を中心に運行されています。
日帰り観光客が多い為、東京方面や神戸方面からの高速バスも比較的多数発着しているのも特徴です。
市内には、京都府登録文化財を有する梅田神社や、もみじがキレイな長安寺、将軍足利義持の祈願所だったとされる天寧寺、紫陽花の名所である観音寺、京都府指定有形民俗文化財「大原の産屋」といった歴史的スポットが多く、福知山市の指定史跡である「福知山城」では、再建された明智光秀築の天守閣が見られます。
さらには、日本の鬼の交流博物館、福知山鉄道館ポッポランド等の近代的な観光スポットや、国定公園「大江山」、やくの玄武岩公園や総合公園「三段池公園」等の公園も豊富です。
また、大型ショッピングセンターや道の駅「農匠の郷やくの」といった商業施設や、市立福知山市民病院、京都ルネス病院等の医療機関もありますし、サービス付き高齢者向け住宅やグループホームなどのシニア向けの施設も増えています。
サービス付き高齢者向け住宅は入居時の頭金が10万円前後・月額利用料が15万円以下で、医療や生活サポートが受けられるのが魅力。
居室は完全個室で広めに作られています。
外出なども自由なので、悠々自適な生活が送れるでしょう。