パノラマ
美しい十和田湖を望める絶好の環境で、豊かなケアライフを
青森県南部に位置する、十和田市。
市名から容易に連想されますが、十和田山や十和田湖など、雄大な大自然のふもとにあるような都市です。
このおかげで、市内には温泉郷がかなり多めにつくられてきました。
高齢者にとってはお誂え向きの喜びとなることでしょう。
そして、農地として代々使用されてきた土地がたくさん残っていることも市の特徴のひとつです。
もっとも江戸時代末期から明治にかけて、大規模な開拓計画が着々と実行に移されてきた歴史を持っており、人の手が奥深くまで入り込んでいるというユニークな一面を持っている都市でもあるのです。
また、最近は新しい商業施設の出店が相次いでおり、変化が著しいエリアが各地にあります。
今までよりも便利になる地域がこれからまた一段と増えそうです。
市内を移動するにあたっては、国道や県道を上手に乗り継ぐことがまず目標となります。
もっともタクシーが発達していますから、自力で運転をする必要はありません。
それから十和田観光電鉄や南部バスといった地域性の強いバス会社が市内に根を下ろしていますから、近場への外出程度であればじゅうぶんに間に合います。
市内の人口は1980年代に第一のピークを迎えました。
その後、昭和から平成に切り替わるころに微減に転じた年があったもののまた盛り返します。
2000年前後に第二のピークを迎えてからは微減という結果になる年が重なったため、最近はついに5,000人を割りました。
高齢化の進行速度に関しては、かなりの速度に達しています。
2023年の調査によると市内の高齢化率は34.7％を記録しました。
県全体のそれと比べて多少先んじていることは間違いありません。
これらの事態は当然のことながら憂慮する必要性が高いです。
そのためもあって、市内の介護施設はこの10年くらいで急速に造成されました。
グループホームとサービス付き高齢者向け住宅は、その意味では「双璧」とみなすことができる状況です。
どちらの施設も条件はあるものの、おしなべて入居費用が安めに設定されていたり、若くて体力とやる気のあるスタッフやベテランの経験を積んだスタッフが同時に所属していたりと、入居者およびその家族にとって有益な点が少なくないのです。
その他の施設については、数はどうしても劣りますが、入居者を募集している施設は少数であれば現在確実に存在します。
とにかくあきらめないで探すことがコツでしょう。
