交通網が充実しており、面会に便利なのが家族に嬉しい

裾野市は静岡県の東部にある都市で、その名の通り、富士山や愛鷹山の裾野に位置します。
市内には黄瀬川が流れ、稲作や農作物栽培も活発に行われているエリア。
製造業も盛んで「一人あたりの製造物出荷額」が県内でもトップクラスです。
また、隣接する沼津市や三島市のベッドタウン的存在でもあり、住宅街も多いのが特徴。
近年、先端技術の研究都市としても注目を浴びており、トヨタ自動車の東富士研究所やキャノンの富士裾野リサーチパークなどが作られています。
なお、2023年時点の総人口は4.9万人、うち高齢者数は1.3万人であり、高齢化率は28.09%。
裾野市は雄大な山々のおかげで緑や水の美しい場所。
富士山と愛鷹山の間には別荘地が広がり、裾野エリアの快適さがうかがえます。
観光としても富士サファリパークや深良用水(箱根用水)などがあり、自然を利用した観光スポットを楽しめるのが魅力。
病院も裾野赤十字病院などがあります。
自然もあり、病院などの主要施設もあるエリアですから、シニア世代にもおすすめです。
介護施設の料金も比較的安く、グループホームなら入居時の費用0円、毎月の基本利用料が12万円程度。
住宅型有料老人ホームでも入居時の費用0円、基本利用料が14万円といった料金の施設も。
裾野市は交通アクセスも整っているため、入居後もご家族などが面会に来やすいでしょう。
東名高速道路は裾野ICから利用でき、国道も246号などが整備されています。
有料道路も箱根・芦ノ湖の両スカイラインなどがあり、車での移動もスムーズ。
市内にはJR東海の「御殿場線」が「裾野駅」や「岩波駅」に止まりますし、バスも裾野市のコミュニティバス「すそのーる」や富士急シティバスの一般路線バスが運行中。
「すそのーる」の運行区域外の高齢者には、裾野市は福祉サービスの一環として、「高齢者バス・タクシー助成券」を配布。
シニア世代の引きこもり防止にも一役買っているようです。
移動サポートの他にも、多様な介護・福祉サービスを行っています。
「高齢者が住みやすい街」をめざし、邁進する裾野市。
市内の介護施設に入居し、ゆったりとした老後を過ごすのも素敵だと思います。