伊東市は温泉の街。介護付き有料老人ホームは温泉やプールが魅力

伊東市は静岡県の東部にあり、国内第2位の湯量を誇る全国屈指の温泉街。
「ぐり茶」という銘茶の産地でもあります。
漁業も盛んで「宇佐美漁港」などの漁港も沿岸部に見られ、干物が大変おいしい都市。
市内には「伊豆シャボテン公園」や「伊豆海洋公園」などの楽しいスポットも数多くあり、温泉施設としては「ハトヤホテル」などが有名です。
昔からの観光地なのもあり、交通アクセスは比較的発達。
道路は国道135号線や静岡県道12号「伊東修善寺線」などが整備され、さらに有料ではありますが、「伊豆スカイライン」も「亀石峠IC」から利用できます。
また、鉄道は伊東駅を中心にJR東日本の「伊東線」や伊豆急行の「伊豆急行線」が停車し、バスは「伊豆東海バス」の路線バスが市内を巡回。
海に面した都市ですので、伊東港から初島までの「富士急マリンリゾート」や伊豆大島まで行く「東海汽船」などの船も出ており、人々をのせて運行中です。
自然も豊かな場所で、穏やかな雰囲気のある素敵な街ですが、高齢化率は高く、2008年には人口約7.5万人に対し高齢化率が30.0%を超え、2015年は39.7%、2023年には43.61%まで上昇。
急激な高齢化率の上昇が起きているため、高齢者の孤独死などの問題も持ち上がっているのです。
そこで市は高齢者の引きこもりや孤立を防ぐため、高齢者福祉サービスを実施。
具体的には「ゆうゆうパス」「ゆうゆう電車回数券」の購入費用を助成しています。
これは70歳以上の方に高齢者割引乗車証を交付し、低料金で乗り物に乗れるようにするサービス。
このおかげで気軽に買物などに行けるようになった方もおられるようです。
また、伊東市にはさまざまな介護施設もあり、介護が必要になってからの生活の場も提供されています。
その中でも高級系介護付き有料老人ホームなどがよく見られ、料金は入居時の費用が数百万円から数千万円、月額利用料は20~35万円程度。
少々高額ですが、施設内に温泉やプールなどがあり、入居してからも楽しく過ごせます。
設備だけでなく、24時間体制の見守りなど、介護サポートも充実しているのが特徴です。
伊東市はホタル観賞のできる丸山公園など、地元の方も楽しめる所も多いので、シニア世代にもおすすめのエリア。
全国からの入居を受け入れている介護施設も多数ありますので、自然豊かな伊東市の介護施設で、温泉を楽しみながら優雅な老後を過ごすのも素敵だと思います。