小林市は霧島連山等の自然が豊かで温泉なども多い街

小林市は、宮崎県南西部の街。
宮崎県の中心地「宮崎市」まで60km程の位置です。
市の南西部には新燃岳、夷守岳、韓国岳等が連なり、「霧島連山」を形成。
美しい高千穂峰とその火口湖である大幡池も小林市に含まれます。
霧島連山から湧き出る水が豊かで、温泉も多いのが魅力です。
人口は概ね5万人前後でしたが、最近は減少傾向にあり、2005年辺りで5万人を割り、2023年の調査では4万3,554人まで減っています。
しかし、交通機関は比較的発達しており、国道221号や国道265号、国道268号といった一般道も整備されていますし、市内を通る宮崎自動車道は小林インターチェンジ(小林IC)から利用できます。
近年、国道268号には「道の駅ゆ~ぱるのじり」も出来ました。
また、JR九州の「吉都線」は小林駅や西小林駅から乗降可能。
現在、小林駅が市の中心駅で、駅に隣接する「KITTO小林」にはバスターミナルも出来ています。
バスターミナルには市役所や小林IC等を巡回する宮崎交通バスや小林市コミュニティバスが発着。
ちなみに「KITTO小林」は小林市地域の交流センターや観光案内所も兼ねた施設で、交流スペースが利用料無料です。
小林市は観光スポットが多い街で、名水百選に選ばれた「出の山湧水」や「出の山淡水魚水族館」を有する出の山公園、北きりしまコスモドーム、国の登録有形文化財である「旧岩瀬橋」、霧島岑神社、永久井野かくれ念仏洞、伊東塚、景行天皇御腰掛石等の見所満載。
大萩古墳、小林古墳といった古墳や粥餅田古戦場跡もあり、歴史の長さを感じさせるエリアです。
城址も多く、須木城址や小林城址、野尻城址も。
遊歩百選に数えられる「三之宮峡」や日本の音風景100選である「三之宮峡の櫓の轟」、生駒高原等、自然に親しめる場所も多いです。
毎年桜の開花時期には「まきばの桜まつり」、夏にはこばやし名水まつり…等々、楽しいお祭りも開催。
さまざまな観光客も訪れる街です。
観光地や温泉が目立ちますが、市内には病院やドラッグストアといった生活に必要な施設も揃っています。
住宅型有料老人ホームやグループホームといったシニア向けの住まいも誕生。
それぞれのホームがサービスに力を入れています。
住宅型有料老人ホームは夫婦入居可能な所や、理学療法士によるリハビリが受けられる所など、魅力に溢れています。
一方、グループホームは24時間型の見守りがありますし、「さまざまなレクリエーションをしてくれるので楽しい」と好評です。