パノラマ
宮沢賢治出生の地。現在は、岩手を代表する都市に成長しました
岩手県の中央部分からやや西寄りに位置する、花巻市。
盛岡市や北上市をはじめ、かなりの数の自治体と隣接しています。
もともとかなりの広さと人口を持つ都市でしたが、2006年に旧稗貫郡の石鳥谷町・大迫町、和賀郡の旧東和賀町を編入して一段と大きな経済規模を抱えることになりました。
わんこそば発祥の地と目されており、市内では半世紀以上前から、毎年２月に全国大会を開催しています。
花巻市の歴史を語る際に欠かせないのが、花巻城。
戦国時代から江戸時代初期にかけて、この城をめぐってたくさんの逸話が語り継がれてきました。
現在は城跡を、公園として整備して市民に開放しています。
奥州街道沿いに建てられていた数十件の屋敷を移設して公開している同心家屋も、昔をしのぶ重要な史跡で人気があります。
清水寺は、日本三清水のひとつに数えられる由緒正しい寺院です。
奥羽三十三箇所の中では第１番札所となっています。
花巻市を代表する観光資源といえば、花巻温泉郷を思い浮かべる市民は非常に多いでしょう。
細かなものを含めると、10以上の温泉をご利用できます。
たくさんの旅館やホテルが建てられており、ご高齢の方でも安全に、お気軽にご利用できるようになっています。
花巻市は、たくさんの童話を残した作家である宮沢賢治の出身地として名高いです。
市内にはその偉業を称える資料館がありますし、童話村も見物していただけます。
雨ニモマケズの歌碑がすぐそばに建てられていることで有名な桜地人館では、宮沢賢治だけでなく高村光太郎や萬鉄五郎、舟越保武などの作品や資料のご見学が可能です。
花巻市で列車を用いた旅行などをお考えになる場合は、JRの東北本線・釜石線・東北新幹線をお使いになるとよいでしょう。
路線バスについては、岩手県交通や市営のコミュニティバスのご利用が可能です。
幹線道路については、東北自動車道と釜石自動車道にお乗り入れできる中継地点が、市内にそれぞれ数ヶ所設置されています。
花巻市の人口は、昭和末期から今世紀初めにかけて横ばい気味でした。
近年は減少傾向にあり、2023年の調査では92,385人というデータが発表されています。
同年の高齢化率は、34.7％でした。
現在の花巻市内で介護施設へのご入居をお求めでしたら、介護老人保健詩背t・グループホーム・特別養護老人ホームが見つかりやすい状況です。
住宅型有料老人ホームやケアハウスにめぐり会える機会もあるでしょう。
