月額利用料が10万円以内というサービス付き高齢者向け住宅も多数

五所川原市は、青森県の西部に位置する津軽半島の中南部の都市。
旧市浦村域が飛地となっていて、少々珍しい形の市域となっています。
主要駅は五所川原駅でJR東日本の「五能線」が止まります。
他にも市内には津軽鉄道の「津軽鉄道線」が津軽五所川原駅に乗り入れており、電車で各地に行けるので便利です。
バスは「弘南バス」の一般路線バスや高速バスが走っています。
特に弘南バス・京浜急行バスが運行する「ノクターン号」に乗れば、品川や横浜に直通で行けるようになっており、バス好きの方は東京・青森間の移動の際に活用しているようです。
五所川原駅から弘南バスの商店街循環バス「立佞武多号」に10分ほど乗ると、「エルムの街」というイトーヨーカドーを中心とした、大型量販店や家電量販店などが揃うショッピングセンターがあります。
この商店街循環バスは五所川原市のコミュニティバスで、料金が一律120円のため、「120円バス」とも呼ばれています。
このバスのおかげで主要エリア内の移動が低料金でできるようになりました。
また、五所川原市では「五所川原 立佞武多(ごしょがわら たちねぷた)」というお祭りを毎年開催。
全国的に有名な「青森ねぶた」と似ていますが、高さ最大20mにも達する巨大な山車が出る祭りなので大変豪華です。
立佞武多は市の象徴でもあり、コミュニティバスに「立佞武多号」という名前がついている程です。
整備された交通アクセス、楽しいイベントなどのある街ですが、2005年には市の高齢化率が25%を超え、青森市および全国の高齢化率の平均値を上回りました。
2023年には36.4%となり、3人に1人は高齢者という現状を見据え、市は高齢者の生活サポートや介護フォローなどを積極的に行っています。
例えば地域包括支援センターによる「何でも悩み相談」では高齢者のあらゆる相談にのっています。
支援センターは五所川原駅北側にある「生き活きセンター」内にあり、駅から商店街循環バス「虫おくり号」に乗ればすぐに行ける距離。
遠慮無く相談に行ってみると良いでしょう。
そして、五所川原市には介護施設も用意されています。
サービス付き高齢者住宅でしたら入居時の費用0円、毎月の基本利用料も8万円程度。
この基本料にデイサービス代などが加算されますが、それでも料金が安いのがメリット。
さらに、高齢者住宅は段差のないバリアフリーですので、車イスでも移動しやすく、24時間体制でスタッフが常駐していますので安心です。
気軽に見学に行って、総費用などを計算してもらうと分かりやすいと思います。