琵琶湖の西岸に、市街地と観光名所が広がっています

滋賀県の北西部に位置する、高島市。
大津市と長浜市、そして琵琶湖に囲まれているほか京都府・福井県との境界線を挟んで数々の自治体と隣接しています。
市として発足してからまだ10数年の、新しい都市です。
西部を中心に、市内の過半数の土地を緑豊かな山林が占めています。
市街地は琵琶湖の西岸を中心につくられてきました。
自然を活かした名所に非常に恵まれているのが高島市の目立つ特徴。
琵琶湖に目を向けると、特別保護地区の指定を受けている沖の白石や白鬚神社が有名です。
そのほか、日本の滝百選のひとつである八ッ淵の滝や日本の棚田百選に含まれている畑の棚田、今津のザゼンソウ群落などが人気の高い観光地です。
海津大崎は、日本のさくら名所100選に選出された折り紙つきの観光資源。
戦前に植樹された数百本の桜が開花すると、10万人もの見物客が詰めかけます。
温泉が湧き出している場所もあります。
くつき温泉・白谷温泉・宝船温泉などはお気軽にご利用いただける温泉郷です。
有史以前から集落などがつくられてきた土地のため、歴史にまつわる名所も少なくありません。
北仰西海道遺跡や鴨稲荷山古墳といったとても古い史跡から、高嶋七ヵ寺や藤樹書院といった中世~近世につくられたものまで多種多様です。
城がたくさん建てられてきた地域でもあり、清水山城や大溝陣屋などの城址が保存されています。
高島市内で鉄道を用いた遠出をご希望の場合は、JRの湖西線の駅を計5ヵ所お使いいただけます。
路線バスに関してはJRバスグループや京都バス、江若交通や湖国バスなどのサービスをご利用可能。
また市営のコミュニティバスが一部の地区で運行されています。
幹線道路については、国道161号線・303号線・367号線あたりが便利です。
特に161号線は、バイパスが設置されているためご利用が簡単です。
高島市の人口は、20世紀が終わるころにピークに達しました。
その後は徐々に減っていますが2023年の時点で46,394人。高齢化率は36.1%です。
現在の高島市内で介護施設へのご入居をご計画中の場合は、グループホームや特別養護老人ホームあたりが見つかりやすい状態です。
その他、介護老人保健施設や介護療養型医療施設などを発見していただける機会があるでしょう。
持病などの診察は、高島市民病院や今津病院、マキノ病院といった大型の医療施設でお受けいただけます。