比叡山のふもとで活き活きと暮らせる絶好のチャンス

駅の周辺は、京都らしさでいっぱいの、古くから続く飲食店があるかと思えば、10数年前に端を発した再開発計画の影響でつくられた新しいホテルなどが目立つ一角もあり、古さと新しさのコントラストが印象的です。駅前には高野川が流れ込んでおり、そのほとりは散策をしたり余暇を過ごしたりするのにもってこいのエリアとなっています。
八瀬比叡山口駅にいちばん近い幹線道路は、おそらく国道367号線でしょう。タクシーやマイカーの利用時に便利な道路ですが、バス乗り場が置かれていることがその事実を裏付けています。現在は京都バスの管轄する路線だけが、この停留所に乗り付けています。
八瀬比叡山口駅は、叡山電鉄叡山本線に所属しています。乗り換えしたい場合は、2区間離れた宝ヶ池駅で降りるか、発着駅である出町柳駅まで乗り続けるかのどちらかを選択します。前者では鞍馬線に、後者では京阪電気鉄道の鴨東線に乗り換えできます。
それから、歩いてほんの数分で着く京福電気鉄道叡山ケーブルの、ケーブル八瀬駅も忘れてはいけないでしょう。山の中で美しい景色や新鮮な空気を満喫したいときは、このケーブルカーを使うのがベストのコースです。
八瀬比叡山口駅の目の前にある再開発の用地には、いろいろな施設と一緒に現代風の老人ホームも建てられています。とはいえ、現在入居者を募集しているかどうかは定かではありません。かなりの人気を集めているため、いつでも相談可能だとは限らないわけです。むしろもっと駅から離れたエリアをターゲットにしたほうが、おそらく話が早いと思われます。
グループホームと住宅型有料老人ホームが、近隣でヒットする施設の中心となりますが、後者であっても入居費用がそれほどの金額にならない点(介護付き有料老人ホームについては、そうでもないのですが)は、たくさんの世帯にとって耳よりな情報となるでしょう。
また、京都らしく最新式の設備でいっぱいの施設の場合でも周囲の風景に難なく溶け込める外観を持っていることがほとんどです。比叡山や高野川のそばで、京都らしい生活を最後まで送れるようになっています。