パノラマ
平地が多く昔から人が集まる場所でした。お散歩がしやすいです
奈良県の北西部に位置する、川西町。
東西から天理市と北葛城郡の河合町に挟まれており、同じ磯城郡に属する三宅町と隣接しています。
北端で隣り合っているのは、大和郡山市と生駒郡の安堵町です。
主に町内の南部に市街地などが集中しています。
その一方北部は空き地や農地などが多く、平穏な雰囲気が漂っています。
お散歩の場所としてはおあつらえ向きでしょう。
また、ボタンの製造工場などが目立ちます。
川西町は貝ボタンの生産で全国的に知られており、現在も全国の市場の大部分を独占しているほどです。
川西町とその一帯は、有史以前から人が住み着いていた痕跡が大量に見つかっているエリアです。
その後も人々の活動は途絶えることなく続けられてきました。
印象深い旧跡が残されてきた土地ですが、その中でも５世紀前半に創設されたと推定されている島の山古墳はひと際存在感があります。
古い時代の遺跡の代表格と呼べるでしょう。
長さは200メートル以上、幅は100メートル以上と規模の大きさが訪問者の目をくぎ付けにします。
発掘調査の際に出土した史料の中で特に有名なのは、車輪石や鍬形石でしょう。
いずれも、重要文化財の指定を国から受けています。
もう少し新しい時期につくられた名所の代表格は、富貴寺でしょう。
この寺院は、平安時代前期に創建されたと推定されています。
14世紀に建立された本堂は、重要文化財として厳重に管理されています。
同様に文化財としての価値が高い、木造釈迦如来坐像などが安置されている点も特筆に値するでしょう。
川西町で列車を用いたお出かけをご希望のときは、近鉄の結崎駅に出向いていただくとよいでしょう。
橿原線のサービスをご利用できます。
バスに関しては、民間の事業者が運行する路線は目下ありません。
その代わりに、町営のコミュニティバスにご乗車できます。
幹線道路については、県道36号線などのご利用がおすすめです。
川西町の人口は、1970年代に急増しました。
1980年代に入るとその勢いは衰えますが微増が続き、20年ほど前まで増加が止まりませんでした。
今世紀に入ってからは減少傾向が顕著になっており、2023年には人口8,217人となっています。
高齢化率に関しては同年に35.5％という計算結果が確認されています。
今から川西町で介護施設をお求めになるなら、グループホームのような種類がいちばん探しやすい状況でしょう。
隣接する天理市や近接する広陵町などに位置する施設にも関心を持っていただいたほうがおそらく時間が無駄にならず効率的にお探しいただけます。
