マツタケを材料とする郷土料理を味わっていただけます

長野県の南部に位置する、豊丘村。
飯田市や同じ下伊那郡に属する松川町・高森町・大鹿村・喬木村に取り囲まれています。
村内は、東西でかなり対照的な地形となっています。
東側は、雄大な山々が目立つ山間部です。
その一方西端に進んでいただくと、天竜川の沿岸に広がる平地が見えてきます。
村内の人口の大部分が、この天竜川の東岸に集中しています。
県内では南方に位置することから、冬にあまり雪が積もらない村として以前から大評判でした。
ご高齢の方にとっては、どちらかといえば快適にお過ごしいただける気候となっています。
村の経済は農業に依存してきました。
低地では田園が目立ちますが、海抜の高い地域では果樹栽培が半世紀以上前からさかんに推進されてきました。
なお豊丘村は、マツタケの名産地として名高いです。
マツタケを用いたすき焼きや土瓶蒸しなど、さまざまな料理を楽しんでいただけるツアーを、毎年秋になると楽にご利用できます。
自然に恵まれた豊丘村では、不動滝や虻川渓谷のような壮大な眺めをご覧いただける場所がふんだんに見つかります。
特筆すべき点は、花をご鑑賞いただける場所が豊富なことでしょう。
村内には、アイリス園やシャクヤク園、大平しょうぶ園や豊丘ダリア園などがつくられています。
このほか桜や藤、菊の花といった日本人が古くから愛好してきた花をお楽しみいただける場所が見つかります。
豊丘村にお住まいになるのであれば、春から秋にかけて、さまざまな花が咲き乱れる風景をぜひご覧いただきたいところです。
豊丘村には現在、鉄道が開通していません。
しかし天竜川をお渡りいただくとJR飯田線の市田駅に簡単にご到着可能です。
路線バスについては、信南交通と村営のコミュニティバスをご利用可能。
幹線道路に関しては、県道18号線・226号線・228号線・455号線あたりをお使いになるとよいでしょう。
豊丘村の人口は過去数十年の間、微減が続く時期と横ばい気味の時期を繰り返してきました。
2023年の段階では、6,603人というデータが公開されています。
高齢化率については同年に、32.9%という記録が公表されています。
豊丘村でこれから介護施設へのご入居をお求めでしたら、介護老人保健施設・グループホームなどを中心にお探しいただくとよいでしょう。
隣接する高森町や飯田市などに所在する施設も、なるべく合わせてチェックしていただくほうがおそらく時間が無駄にならずに済むでしょう。