「柿とカヌーと祭りの町」または「富本銭の町」として有名です

長野県の中南部に位置する、高森町。
西側から南側にかけて飯田市に囲まれているほか、同じ下伊那郡に属する松川町・豊丘村・喬木村と隣接しています。
町の東端は天竜川の沿岸地帯。
町域については、東西で極めて好対照をなしているのが最大の特徴でしょう。
東側は市街地などが集中していますが、西側は山林地帯が広がっています。
西側は農業や観光業を中心に活用されてきました。
高地でも育成しやすいりんごやナシなどの果樹の栽培がさかんです。
高森町は、独特の風味で親しまれている市田柿で有名ですが、柿の栽培については天竜川の近辺で主に行われています。
高森町で最大の名所と呼べるのは、おそらく不動滝でしょう。
長野県自然百選に選出されています。
この滝は四季に合わせて異なる景色をお楽しみいただけるため、何度でも訪れていただきたい場所です。
桜をお楽しみいただける場所も数ヵ所存在します。
大島山瑠璃寺は、建立されてからすでに8世紀以上の歳月が流れている旧跡。
境内の桜が開花する時期に合わせて、獅子舞の演舞が披露されます。
この獅子舞は、1998年の冬季オリンピックの際に演じられ、全世界に放映されました。
それから松源寺も、桜の美しさで名高い寺院です。
高森町は、市田灯ろう流し大煙火大会が開催される街としてよく知られています。
この花火大会は、天竜川の河川敷が開催場所です。
夜になると大量の花火が打ち上げられます。
それと同時に、たくさんの灯ろうが水面に流されます。
水面と夜空の両方で、美しい光景をお楽しみいただけるのがこの催事の最大の喜びでしょう。
高森町で列車を用いたお出かけをご希望の時は、JRの飯田線をご利用可能です。
町内に駅は4ヵ所配置されています。
バスの運行については、ご高齢の方のために設置された路線が存在します。
幹線道路については、中央自動車道がお乗り入れしやすいためおすすめです。
また、国道153号線も通行量が多くて便利な車道でしょう。
高森町の人口は、数十年前からだんだんと増え続けてきました。
そして2010年ころにピークに達したと考えられています。
現在は微減していますが、2023年の調査の際は1万2,918人という結果が出ました。
これはピークのころとほとんど変わっていません。
同年の高齢化率は31.8%でした。
現在の高森町で介護施設へのご入居をお求めでしたら、介護老人保健施設・グループホーム・介護療養型医療施設・特別養護老人ホームなどが見つかりやすいでしょう。