レクリエーションの充実した介護施設が多数!

三重県の北部にある伊勢平野の北端に位置する桑名市。
市の東側では愛知県と、北側では岐阜県と隣接する立地です。
北西に養老山地、木曽川・長良川・揖斐川の「木曽三川」の河口にあり、河口の先には伊勢湾が広がります。
「伊勢国の東の玄関口」として古き時代から東海道で随一の宿場町と謳われていた場所でもあります。
昔と変わらず今でも交通要衝となっている都市で、JR東海、近畿日本鉄道、養老鉄道、三岐鉄道と、4つの会社の電車が乗り入れています。
一般路線バスもルートが豊富。
さらに、高速バスも多く、東京・名古屋といった大都市から名湯「長島温泉」などへの直通バスが出ています。
桑名市は水郷県立自然公園に指定される程、川も多く水が豊富な街。
船に乗って川を下る「遊覧ツアー」などが人気で、三重県内第2位の観光客数を誇ります。
桑名城や桜の名所を巡り、名物のハマグリや「くわなめし」というご当地認定グルメを食べるのは、観光客だけでなく地元の人にとっても面白いものです。
さらに市内には温泉もあり、果物狩りや花見を楽しめるスポットも多いので、シニア世代にもおすすめエリアです。
昔から二大鋳物産地の一つとして、今でも鋳物工場が多く、桑名市は観光だけでなく工業でも知名度が高いのも特徴。
また、名古屋市のベットタウン的存在として、宅地開発もなされているため、年々人口は増えています。
しかし高齢者人口も増加しているので、高齢化問題にも向き合わなくてはならない都市です。
2023年の高齢化率は21.7%、2025年には29.6%近くまで上昇するという推計も出ています。
そのため市は、高齢者福祉サービスの充実に努め、シニア世代の生活を守っています。
「おたっしゃ戸別訪問」では地域包括支援センターの職員が高齢者の様子見や悩み相談などを実施。
ふさわしい福祉サービスやシニア向けの講座などを紹介しています。
「どんなサービスがあるか分からない」という方がほとんどですから、この紹介サービスは高齢者に好評のようです。
また、歯科衛生士が自宅訪問し、歯磨きや嚥下訓練をしてくれる「歯つらつ相談」というサービスなども行っており、桑名市は観光だけでなく、福祉にも目を向けているのが分かります。
介護施設も多数有り、介護付き有料老人ホームやグループホームなどが選べます。
介護付き有料老人ホームの中には入居時の費用が10~400万円、月額利用料は14~25万円程度というホームも。
介護付き有料老人ホームのメリットは概ねどのホームも毎日のようにレクリエーションがあり、入浴や食事などの介助があることです。
それに対しグループホームは認知症の知識が豊富というメリットがあります。
いろいろ見学してみて、ご自分にあった施設を選ぶと良いと思います。