能美市は元野球選手松井秀喜の郷。九谷焼や温泉が有名

能美市は、石川県南部に位置し、石川県の白山市、小松市、能美郡川北町と隣接。
加賀地方の街です。
市の北部に手取川が流れ、西側で日本海に面しています。
手取川の水を利用する繊維関連や電子部品の企業が多数参入しているのもあり、人口も年々増加中。
1970年3万2,933人、1980年3万7,253人、1990年3万9,934人、2000年4万5,077人、2010年4万8,680人となっています。2023年には人口4万9,708人でした。
交通アクセスとしては、JR西日本の北陸本線が能美根上駅から利用可能。
北陸自動車道が通っていますが、市内には出入口は無く、隣接都市の美川IC(インターチェンジ)と小松ICが最寄りです。
一般道も国道8号や国道305号、石川県道4号・22号等が走行しています。
鉄道は街の西側、海沿いにしか通っていない為、バスが市内各地をフォロー。
北陸鉄道の加賀白山バスや、小松バス、能美市のコミュニティバス「のみバス」等が運行されており、特に「のみバス」は寺井地区循環バスや根上地区循環バス等、各エリアを網羅するバスが走っています。
能美市は2005年、能美郡の寺井町と辰口町、根上町が合併して誕生。
史跡や温泉等、さまざまな資源に恵まれた街で、寺井町があったエリアには古墳群がありますし、辰口町があったエリアには辰口温泉があり、多くの温泉ファンが訪れています。
ちなみに、根上町は読売巨人軍やメジャーリーグで活躍した松井秀喜の故郷としても有名です。
また、辰口温泉 には「たがわ龍泉閣」等、昔ながらの旅館があり、文豪「泉鏡花」も滞在していた場所として人気。
近年、共同浴場やプレミアム温泉「里山の湯」、無料の足湯等が整備されています。
九谷焼の絵付けが盛んな街でもあり、九谷焼陶芸館、石川県立九谷焼技術研修所等を有する「能美市九谷陶芸村」もあります。
また、手取フィッシュランドやいしかわ動物園等、観光スポットも多く、いしかわ動物園には毎年子どもからシニア世代まで、さまざまな世代の方が動物に親しみに来ています。
さらには、能美市立歴史民俗資料館や能美市立博物館、能美市立根上図書館や能美市立寺井図書館、根上総合文化会館「Tanto」といった文化施設なども充実。
市内には小学校から大学まで揃っています。
能美市根上社会福祉センターや能美市辰口福祉会館等の福祉施設や、能美市ふるさと交流センター「さらい」や石川ハイテク交流センターなどの交流施設も多数。
能美市粟生運動公園、能美市物見山運動公園、能美市根上パークゴルフ場、能美市物見山総合体育館等の運動施設も潤っています。
加えて、住宅型有料老人ホームやグループホームといったシニア向けの施設も増えています。
住宅型有料老人ホームは2人部屋もあるので夫婦入居も可能。
自由な雰囲気で、「お酒もOKなのが嬉しい」といった声も聞かれます。