郊外型の商業施設が、20年以上前から増加しています

愛媛県の南西部に位置する、鬼北町。
北側で西予市と、西側で宇和島市と隣接しています。
同じ北宇和郡に属する松野町とも隣接しています。
東側から南側にかけて延びる高知県との境界線を挟んで向かい合っているのは、高岡郡の檮原町と四万十町です。
2005年に、旧広見町と旧日吉村が合併して発足しました。
山に囲まれた地域で、市街地などはごく一部の地区に集中しています。
昔ながらの農業や林業が続いている地域もまだ残っており、特に盆地が広がる一帯では水田地帯が今なお健在です。
広見川では、淡水魚を中心とした漁業がさかんです。
鬼北町は、寺社仏閣が数多く残されてきた町。
龍渕寺や宝樹寺、吉蔵寺などは中でも知名度が高い寺院です。
善光寺や大本神社に足を伸ばしていただくと、たくさんの文化財にお目にかかれます。
たとえば善光寺では、木造薬師如来坐像・二天十二神将が高い人気を博してきました。
大本神社では、天然記念物の指定を受けているイトザクラとエドヒガンが有名です。
またこの神社では、伊予神楽の披露が行われます。
これは、四国神楽を現在の世の中に伝えるものとして尊重されてきました。
町役場のそばにつくられている奈良川緑地は、お散歩をゆっくりとお楽しみいただける場所としておすすめです。
またこの緑地は、10月になるとでちこんかと呼ばれる祭事の開催地となります。
100軒前後の露店が出店したり、町の名物であるキジ鍋がふるまわれたりと、町民が一堂に会してたくさんの企画を実行します。
1日中お過ごしいただいても飽きてしまう心配はないでしょう。
鬼北町で鉄道をご利用になりたくなったときは、JRの予土線のサービスがおすすめです。
路線バスに関しては、宇和島自動車や町営のコミュニティバスをご利用可能です。
幹線道路については、国道197号線や320号線、441号線あたりが町民の間でよく使用されている車道です。
鬼北町の人口は、高度経済成長の時代を迎えると減少傾向を強めました。
2023年の段階で、9,563人というデータが報告されています。
高齢化率に関しては同年に、46.0%という記録が公表されました。
現在の鬼北町で介護施設へのご入居をお望みでしたら、グループホームなどはいちばん発見しやすい状況です。
公営の施設ではそのほか、特別養護老人ホーム・介護老人保健施設が探しやすいでしょう。
その一方民営の施設も、徐々に増加している模様です。
たとえばサービス付き高齢者向け住宅はその代表例でしょう。