上北郡東北町は白魚や長芋が良くとれる町。道の駅おがわら湖等もある

上北郡東北町は、青森県の町。
上北郡の中央エリアにあり、十和田市や三沢市に隣接。
町の東は小川原湖に面しています。
全国で唯一、町の名前に方角が2つ含まれる町です。
人口は1970年23,588人、1980年22,587人、1990年21,553人、2000年20,591人、2015年17,955人…と緩やかに減っています。2023年の調査では16,625人でした。
1889年甲地村が町村制の施行で自治体になり、1963年には町制施行により「東北町」に。
2005年上北町と合併し、現在の町域になりました。
現在は県内屈指の駅伝の町となっており、青森県の市町村すべてが参加する青森県民駅伝競走大会の「町の部」で13連覇しています。
農業が盛んで、第一次産業が町の産業比率の27.0%を占めます。
人参、長芋、大根等が良くとれますし、シジミ、シラウオやワカサギといった淡水の魚も名物です。
特にシラウオは漁獲高で全国一位。
青森県は長芋の生産量日本一。
東北町は青森県の中で、一番長芋のとれる町です。
また、ナウマンゾウ臼歯等が見られる歴史民俗資料館、古屋敷貝塚や小川原湖公園等の観光スポットもあり、町文化財に指定されている樹齢800年と樹齢650年の銀杏の木が有名です。
お祭りやイベントが充実した町でもあり、春の「桜まつり」や5月の「花切川へら鮒釣り全国大会」、7月の「湖水祭り」、8月の「東北町秋まつり」、9月の「日の本中央たいまつまつり」、11月の「産業文化まつり・生き活きまつり」等が楽しめます。
特に「湖水祭り」は創作花火コンクールや手作りいかだレース、小川原湖宝探し大会、わかさぎマラソン等が開催されるお祭りで、毎年大いに賑わいます。
町内の交通アクセスとして、路線バスは十和田観光電鉄、東北町民バス、鉄道は青い森鉄道が走行。
青い森鉄道は乙供駅、小川原駅や上北町駅、千曳駅から利用できます。
東北町役場は上北町駅が最寄駅ですし、乙供駅の近くには東北温泉や書店等があります。
車道としては「上北自動車道」が通っており、上北インターチェンジから乗降可能。
国道4号や国道394号、青森県道5・8・22号等の一般道も整備されています。
特に県道8号沿線には道の駅おがわら湖も誕生しました。
農産物直売所やレストラン、水遊び場等のある道の駅で、町民の憩いの場となっています。
加えて、国道394号や県道8号の沿線には、スーパーやコンビニ、ドラッグストア等の商業施設が徐々に増えており、「買物に便利」といった声も聞かれます。
近年、町内にはサービス付き高齢者向け住宅やグループホームといったシニア向けの住まいも出来ました。
主に上北町駅周辺に多く、グループホームは駅から歩いて行ける距離です。
一方、サービス付き高齢者向け住宅は自室が広めで、トイレやキッチン、風呂、ナースコール等が完備。
生活しやすい環境が整っているのでオススメです。