黒石市は雄大な自然のある街。食事に拘る住宅型有料老人ホームも

黒石市は、青森県の中央部にある都市。
青森市の南西に位置し、市の東側は八甲田山に続いています。
南東は「十和田八幡平国立公園」の玄関で、この公園は青森県・岩手県・秋田県にまたがっており、十和田湖および八幡平の周辺、そして火山群で構成された雄大な自然公園です。
交通アクセスの中心は弘南鉄道の「弘南線」が乗り入れる黒石駅。
バス停も黒石駅前案内所に多くのバスが発着します。
路線バスは「弘南バス」が青森線など多数の路線を運行しており、さらには黒石市のコミュニティバスである「黒石市回遊バスぷらっと号」が東西南北中央の合計5コースを巡っていますので利用しやすいでしょう。
高速バスも出ており、あすなろ号なら盛岡に、ブルーシティ号なら仙台まで行けます。
黒石市の総人口は約3.2万人。
年々減少中なのもあり、高齢化率は34.7%と高く、3人に1人は高齢者という状況です(2023年調査結果)。
そのため市は高齢者福祉を充実させ、シニア世代の生活を守ろうとしています。
全国で実施されている高齢者向けサポートとしては介護保険サービスが有名ですが、要支援・要介護などの認定が無くても受けられる保険外サービスも多数。
有料ではありますが、市内在住で65歳以上であれば、デイサービスで入浴や食事が楽しめ、訪問による家事サポート等が受けられます。
また、黒石市には介護施設や高齢者住宅なども用意されており、住宅型有料老人ホームでしたら食費も込みで毎月の利用料が10万円未満で収まる場合も。
このような利用料の安さも魅力ですが、サービスも素晴らしく、特に食事へのこだわりが光ります。
栄養バランスの良い手づくりの食事が毎日食べられるのはとても嬉しいことです。
サービス付き高齢者向け住宅も、場所によっては月額利用料が10万円未満という安めの料金で、負担が少ないのが特徴。
入居後は比較的自由度も高く、誕生日会や花見など楽しいイベントも開催されますので、楽しく暮らせるでしょう。
住宅型も高齢者向け住宅も、デイサービスなどの介護代は別料金ですが、通所介護事業所が併設されている所も多く、サービスの利用や相談もしやすいです。
また、入居時の費用を極力減らすため、最初に支払う頭金を無料にしている施設もありますので、入居の際に大きなお金を用意しなくて良いのもメリット。
黒石市は自然の美しい穏やかなエリア。
シニア世代にもおすすめの街の一つです。