島尻郡八重瀬町は運動施設や商業施設が比較的充実した町

島尻郡八重瀬町は、沖縄本島の南部にある町で、島尻郡南風原町や豊見城市、糸満市、南城市と隣接。
町内には丘陵地帯が広がり、北部には饒波川が流れます。
町内には最古と言われるシーサーが残っており、「最古のシーサー」として沖縄県の有形文化財に指定されています。
2006年島尻郡の具志頭村と東風平町が合併して成立。
人口は1970年1万6,038人、1980年1万8,990人、1990年2万718人、2000年2万4,626人、2010年2万6,681人、2015年2万9,066人…と年々増加中です。2023年の調査では3万2,630人となっています。
交通アクセスとしては、沖縄バスの糸満市と那覇市を結ぶ路線や、糸満市と南城市を結ぶ路線等が島尻郡八重瀬町にも発着。
おもろまち駅前広場や那覇バスターミナル、浦添市の国立劇場おきなわ、糸満バスターミナル等に行きやすいのが魅力でしょう。
車道としては国道331号「港川バイパス」、国道506号、国道507号「津嘉山バイパス」、沖縄県道77号、県道82号等の一般道が走行。
那覇空港自動車道豊見城東道路も町内を通っていますが、出入口はなく、隣接する南風原町の南風原南IC(インターチェンジ)が最寄りです。
観光スポットとしては、具志頭園地にある「具志頭城跡」、八重瀬城跡、富盛の石大獅子、小城のニーセー石等の歴史的スポットに加え、沖縄戦跡国定公園や白梅学徒病院壕跡といった戦争にまつわるスポットがあります。
また、島尻郡八重瀬町はイベントが比較的豊富で、やえせ桜まつりや港川ハーレー、やえせまつりと同時に開催される「八重瀬町青年エイサー祭り」等が楽しめます。
旧盆では綱引きやエイサー、ウフデーク等が各地で行われ、十五夜には唐人行列・大和人行列や獅子舞、棒術、唐人行列・大和人行列等が開催されます。
町内にはテニス場や多目的広場、野球場等を有する「東風平運動公園」や八重瀬町営プール、西部プラザ公園多目的広場、具志頭社会体育館、具志頭運動公園、具志頭テニス場等々…スポーツが楽しめる公共スポットが多数。
プロ野球チームなどがキャンプで利用することもあります。
国道507号沿線を中心に、ドラッグストアやスーパー、コンビニ等の商業施設や、整形外科や眼科といったクリニックも点在。
さらには、住宅型有料老人ホームやグループホーム等のシニア用の住まいも増えています。
住宅型有料老人ホームは囲碁や生け花、書道など、さまざまなクラブ活動を実施しており、生きがいをもって暮らしていけるのでおすすめです。