美しい壱岐対馬国定公園の中で、健やかな老後を

長崎県は、島が多い県として有名です。
壱岐市もそのひとつ。
九州本土から20キロ以上離れた位置にある壱岐島を中心とした都市です。
壱岐島のほか、有人島・無人島を合わせると20を超える島々を含みます。
2004年に旧壱岐郡に属していた郷ノ浦町・勝本町・芦辺町・石田町が合併する形で誕生しました。
壱岐島は、まだ人の手が入っていない地域が多いのが特徴。
農業と漁業が昔からさかんな地域でした。
現代に入ると観光業も大きく成長しました。
市全体が、壱岐対馬国定公園の指定を受けています。
沿岸部では海水浴場が何ヶ所も設置されており、景色が良い砂浜が目立ちます。
夏休みの時期は人が少なめですが、お散歩の場所としては年間を通して常におすすめです。
壱岐市は、1,000年以上昔に編纂された史書によく名前が登場する地域です。
このため史跡は非常にたくさん見つかります。
双六古墳や百合畑古墳群のような、1,500年以上昔に建てられたことが確実な遺跡が多いですし、神社本庁に登録されている式内社も大量に見つかります。
壱岐市に移転なさる場合、名所を見学して回るとしたら飽きてしまう心配はまずないでしょう。
壱岐湯ノ本温泉は、湯治場として長い歴史を持つ温泉郷です。
宿泊施設などが数軒並んでおり、解放感に満ちているのが特徴です。
郷ノ浦祇園山笠は、市内で最大級の祭事。
現在は、7月末の週末に実施されています。
山笠が市内を練り歩く勇壮な風景をたっぷりとご堪能いただけます。
九州本土から距離がある壱岐市は、鉄道が敷設されている地域ではありません。
路線バスについては、壱岐交通が運行するサービスをご利用できます。
幹線道路に関しては、国道382号線や県道23号線などがよく使われています。
島外への移動については、空路をご希望のときは壱岐空港を、海路をご希望の時は郷ノ浦港からフェリーやジェットフォイルにご乗船していただくとよいでしょう。
壱岐市の人口は、昭和中ごろを過ぎると減少傾向に突入しました。
2023年には人口2万4,956人、高齢率38.8%となりました。
全国平均の29.0%と比較すると高齢化が進んでいることがわかります。
現在の壱岐市で介護施設へのご入居をご計画中でしたら、介護老人保健施設・特別養護老人ホーム・グループホーム、また介護療養型医療施設などにめぐり会える機会があるでしょう。
壱峻島中心部では、長崎県域病院に出向いていただくとたくさんの科目で診察をお受けいただけます。