少子化対策や福祉関係の施策に熱心な自治体です

長野県の最南端近くに位置する、下條村。
北端で飯田市と接しているほか、同じ下伊那郡に属する阿南町・阿智村・泰阜村に囲まれています。
飯田市との経済的な関係が深い村で、ベッドタウンという一面を持ち合わせています。
農業が昔から盛んな村で、特に果樹栽培で財を成している農家が少なくありません。
またそばの生産でも定評がありますし、そば用の薬味として珍重される親田辛味大根を産出することで知られています。
下條村には、愛知県の刈谷市が市民のために保有している保養施設、サンモリーユ下條があります。
この施設は刈谷市民や刈谷市の在勤者・在学者が使う施設ですが、下條村の住民は例外的にどなたでもご利用可能。
入浴施設や飲食施設などを中心に、人気を博してきました。
このサンモリーユ下條がある場所は、さまざまな施設が一極集中している場所でもあります。
近くにある道の駅信濃路下條は、吉岡城を模した外観を持っていることですっかり有名になりました。
また、下條温泉も近くて簡単に立ち寄っていただけます。
下條村でお散歩などをご希望のときは、下條親水公園などがおすすめです。
また、リフレッシュパーク下條のご利用も考えられるでしょう。
リフレッシュパーク下條は広大な敷地を持っており、ゴルフ場をはじめ設置されている設備が多くて便利なことで名高いです。
春になると、100本ほどの桜が咲き乱れるため、お花見を楽しもうとする行楽客が集合します。
下條村には鉄道が開通していませんが、隣接する泰阜村に所在するJR飯田線の唐笠駅を日常的に使用する村民が多いです。
路線バスについては公営のコミュニティバスのサービスをご利用できます。
幹線道路に関しては、国道151号線がよく使われている車道です。
下條村の人口は、平成初頭からしばらくの間増加の一途をたどっていました。
これは、飯田市の中心部まで短時間で移動できる点が原因と考えられます。
今世紀の初めにピークを迎え、以後は減少しています。
2023年の時点で、3,551人というデータが発表されました。
同年の高齢化率は35.2%と公表されています。
飯田市は少子化対策に意欲的に取り組んできた自治体として評判が高く、全国から取材を受けることがあるほどです。
高校生以下の医療費が免除される点などはしばしば評価の対象となってきました。
現在の下條村で介護施設をお探しでしたら、特別養護老人ホームのような公的な施設が見つかりやすいでしょう。
飯田市ほか、近接する自治体も視野に入れて、幹線道路などの周囲を、時間をかけてお探しになることが大事です。