えびの市は雄大な自然や温泉が楽しめる街。病院などもある

えびの市は宮崎県の南西部の街で、東は小林市と、北は熊本県、南から西かけては鹿児島県と隣接。
2023年の人口は1万8,050人でした。
市の南は霧島山で、市北部も山林が占め、市街地は、市中央部を横断する盆地の中にあります。
交通機関としては、宮崎交通の路線バスが運行中。
市街地に沿うようにJR吉郡線が走行しており、「えびの駅」等の4駅から利用できます。
市の西部を通るJR肥薩線は「真幸駅」から乗降可能です。
市内には九州自動車道と宮崎自動車道が通り、九州自動車道は「えびのIC」が設置されています。
えびの市内で九州自動車道と宮崎自動車道が分岐しているため、「えびのIC」から九州自動車道に乗ると、えびのジャンクションを経て宮崎自動車道を利用することができます。
えびの市は南北に山林が広がる自然豊かなエリア。
霧島連山のすそ野に広がる「えびの高原」は、宮崎県内でも屈指の観光スポットで、毎年多くの観光客が訪れます。
六観音御池や不動池、白紫池など火山湖も多く、四季折々の自然が楽しめる為、トレッキングスポットとしても人気。
また、「えびのIC」近くにある「グリーンパークえびの」には、東京ドーム1個分の広さのフラワーガーデンがあり、春から秋にかけて美しい花々が一面を覆い尽くします。
市東部には、クルソン峡や毘沙門の滝などの自然スポットや、昭和3年に架けられた石造りの眼鏡橋や、江戸時代に造られた享保水路太鼓橋といった国の登録有形文化財もあります。
さらには、温泉も多く湧出する街で、市内の至る所に温泉宿があり、えびの国際交流センターや白鳥温泉上湯・下湯など市営の温泉施設も多数。
市西部の京町温泉では、毎年7月に「京町温泉夏祭り」が行われています。
商業施設としては、スーパーやドラッグストア、ホームセンターや書店などが揃っており、「道の駅 えびの」では地元の農産物や特産品なども購入可能。
えびの市民図書館や王子原運動公園野球場、神社原運動公園ソフト球場、えびの市民体育館などの公共施設や、えびの市立病院や歯科といった病院も多いです。
加えて、サービス付き高齢者向け住宅や、グループホームといったシニア向けの住まいも少しずつ出来ています。
サービス付き高齢者向け住宅には、居室に洗面・トイレ・浴室が完備されている住宅や、月々の料金が比較的安めな住宅などがあります。
一方、グループホームには、おしゃべりが楽しめるリビングルームのあるホームや、くつろげる和室のあるホームなどがあるのでオススメです。