味わい深い伊佐米を生産することで名高い都市です

鹿児島県の北部に位置する、伊佐市。
西側で出水市と、南側で姶良郡の湧水町と薩摩郡のさつま町と隣接しています。
北側に延びる熊本県との境界線を挟んで、水俣市や人吉市、球磨郡の球磨村と向かい合っています。
東端で接しているのは、宮崎県のえびの市です。
2008年に、旧大口市と旧伊佐郡の菱刈町が合併して誕生しました。
伊佐市は、山々に囲まれた盆地を軸に発展してきた都市です。
市街地や農地は現在も、市内の中央部分に集中しています。
豊富な降水量を活用して、古くから稲作が盛んな土地柄でした。
伊佐米は、現在では全国的に名高い高級なブランド米の仲間入りを果たしています。
伊佐市が、水に恵まれた都市であることを象徴する名所に、曽木の滝があります。
東洋のナイアガラと呼ばれることがあるほど滝の幅が広いのが特長。
至近距離でご覧いただくと非常に見ごたえがあります。
周囲は、内川流域県立自然公園の指定を受けており緑が色濃く残されてきました。
春の桜や秋の紅葉は、市民にとって気軽に味わえる定番の娯楽となっています。
湯之尾温泉は、金鉱山の近くに設置されている温泉街です。
近年は新設された旅館も誕生していますが、総じて庶民的な親しみやすさを持ち味とする宿泊施設が多めです。
伊佐市の旧跡に、郡山八幡神社があります。
鎌倉時代の黎明期に建立された神社で、国から重要文化財の指定を受けている本殿が見もの。
またこの神社では、焼酎の歴史に関する史料が保存されていることで有名です。
伊佐市には現在、鉄道が開通していません。
タクシーやバスをお使いいただけば、水俣市内や湧水町内にある鉄道駅に短時間でご到着可能です。
路線バスについては、南国交通のサービスをご利用可能です。
幹線道路については、国道267号線・268号線や328号線、447号線あたりが便利な車道でしょう。
伊佐市の人口は、昭和中ごろから減少傾向が続いているところです。
2023年の調査では人口2万3,967人という計算結果が公表されています。
高齢化率に関しては同年に42.5%を記録していたことが明らかにされています。
現在の伊佐市で介護施設をお求めになる場合、いちばん見つかりやすいのはグループホームです。
その次はおそらく介護老人保健施設や特別養護老人ホームになります。
健康状態に問題がおありでしたら、介護老人保健施設へのご入居の機会もあります。
もちろん、民間の施設を発見していただくこともじゅうぶんに可能です。