白山市は自然溢れる街。それでいて大型商業施設もある

石川県の南部側に位置し、県庁所在地である金沢市のベッドタウンとして栄える白山市は、石川県内の市町村の中でもっとも面積の大きな都市でもあります。
2023年の調査では人口11万2,916人です。
全国的に人口が年々減少傾向にある日本の各都市と比べて、白山市は1995年に人口10万人を超えてから、これまで毎年微増を続けてきています。
白山市は手取川流域の街で、市南部には日本三名山のひとつと謳われる白山を擁しています。
市の南部が山岳地のため、施設の多くが北部に集中しているのが特徴です。
日本海を流れる暖流の影響で冬季は積雪も多く、白山のある山岳地帯から流れ出た水が手取川へ、そして手取川から日本海へと注ぐ…そんな水の流れが生み出されていることから、白山市の市域は『山・川・海―そして雪 いのちを育む水の旅』をテーマとする「白山手取川ジオパーク」に認定されています。
実際、自然公園や自然観察園などを始め、手取湖や大嵐滝、かもしか滝、姥ヶ滝など数多くの滝や渓谷の見所満載で、自然豊かな土地柄。
温泉施設もあり、自然と触れ合いながらのんびりと過ごすことができます。
白山地区では、「白山まつり」を毎年7月に白山の開山時に合わせて開催。
山伏がホラ貝を吹きながら、松明を持った弟子などを引き連れて地区内を歩く光景や、舞台芸能や白山延命水拝戴山台曳きが見られます。
また、金劔神社の「秋季例大祭」と一緒に鶴来地区では「ほうらい祭」を開催。
市の無形民俗文化財にも指定されている行列神事で、「棒振り」と呼ばれる勇壮な獅子舞や、武者などをかたどって作られた数メートルもの人形「造り物」が台車に乗せられて練り歩く「神輿渡御」が祭を彩ります。
商業施設としては、ショッピングセンターのイオン松任店ほか、バローなどのスーパーもあります。
2018年には新しいイオンモールの開業も予定されており、完成すれば北陸最大の商業施設になる予定です。
医療施設では、地域密着型の総合病院「公立つるぎ病院」が市内中部に近い水戸町にあるほか、白山市役所近くにある「公立松任石川中央病院」は白山市の中核的医療機関となっています。
松任駅から病院までバスが出ているので、利便性も高いです。
交通アクセスとしては、市北部を走る国道8号線「金沢バイパス」や国道157線が市の南北を結び、市内には北陸自動車道も走行。
自動車道は美川ICと白山ICから利用できます。
「松任海浜公園」に隣接する徳光パーキングエリア内のバス停からは、名古屋・大阪方面および東京方面への高速バスが発着しており便利です。
市内にはJRの「北陸本線」も走行。
「松任駅」が白山市の主要駅で、市役所や図書館などの公共施設も駅周辺に集中しています。
コミュニティバスも運行されており、市内各所を巡回中です。
松任駅周辺には、介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホーム、グループホームなど、シニア向けの住まいが数多く点在しています。
白山市の素敵な介護施設で、充実したシニアライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。