毛利元就の居城などをご覧いただける都市です

広島県の中北部に位置する、安芸高田市。
東西を東広島市・三次市に挟まれており、南側で接しているのは広島市と山県郡の北広島町です。
北端は島根県との境界線となっており、邑智郡に属する邑南町と向かい合っています。
2004年に、旧高田群に属する吉田町・八千代町・美土里町・高宮町・甲田町・向原町が合併して発足しました。
安芸高田市は、毛利元就ゆかりの都市というイメージが強い都市。
実際のところ、市内に残る毛利氏由来の旧跡はかなり豊富です。
郡山城跡はその中心的存在でしょう。
この城は日本100名城に選出されています。
毛利元就が若いころに居城としていた多治比猿掛城も同様に有名。
この城址の近くに毛利夫婦の墓碑が建てられています。
毛利氏の傍系である、福原氏が居城とした鈴尾城跡もご見学できます。
毛利氏が尊崇してきた、清神社や宮崎神社のような神社にお参りしていただくことも可能です。
安芸高田市で最大の憩いの場所と呼べるのは、おそらくのどごえ公園でしょう。
数年前に園内の設備を増設するなど、管理者側がサービスの向上に熱心である点が特色です。
数千本におよぶ桜が植えられた通りが敷かれており、春になると夜桜目当ての市民が集まってにぎやかになります。
丸山公園も、桜を楽しんでいただける点では評価が高いです。
秋になると、紅葉をご覧いただける点も人気の的です。
園内は展望台や遊歩道が充実しており、ご高齢の方のお散歩には非常に適しています。
安芸高田市で鉄道のご利用をお求めの場合は、JRの三江線もしくは芸備線をお選びいただけます。
路線バスおよび高速バスについては、広電バスや備北交通が運行するサービスをご利用可能です。
幹線道路に関しては、中国自動車道にお乗り入れできるインターチェンジが市内に設置されています。
また、国道54号線や433号線を日常的に用いる市民が多いです。
安芸高田市の人口は、昭和後期になると横ばい気味になりました。
その後、時代が平成に突入するころから微減がはじまりました。
2023年には2万6,979人という計算結果が公表されています。
高齢化率に関しては同年に40.4%という数字が発表されました。