高山市は自然溢れる美しい街。グループホームは完全個室で低価格

高山市は、岐阜県の飛騨地方にあり、全国の市町村の中で面積が一番広い街。
ほぼ東京都と同じ大きさです。
広大な市域の92%を山林が占めており、居住エリアは限られていますが、雄大な自然に囲まれた美しい街は昔から人々に愛されています。
街の北東部に北アルプス(飛騨山脈)、槍ヶ岳や穂高岳などがそびえ立ち、スキー場や温泉などが多数。
毎年多くの観光客の訪れるリゾート地です。
市街地も江戸時代からの町並みが守られており「飛騨の小京都」と呼ばれています。
お祭りも多く、春秋には高山祭、夏には馬頭の絵馬市…というように、一年を通してさまざまなイベントが楽しめる街。
近年、ミュージアムなども増えてきて、益々楽しい場所になりつつあります。
交通アクセスの中心はJR東海の「高山本線」が乗り入れる高山駅で、高山駅前の高山濃飛バスセンターから多方面へ向かう「濃飛バス」などが運行中。
そして、高山国府バイパス(国道41号線)や乗鞍スカイラインといった道も整備されていますので、車でも移動も可能です。
観光地として人気のある都市ですが、人口は徐々に減少しており、高齢化率も27.0%まで上昇。
4人に1人以上が高齢者という状況ですので、市はいろいろな高齢者向けの福祉サービスを実施し、シニア世代が楽しく過ごせるように配慮しています。
一例としては、「悠々手形」という高齢者バス優待乗車証を発行し、その購入費用の半額を助成。
現在、高山市内には「濃飛バス」を筆頭に「のらマイカー」や「まちなみバス」などが走行しており、この手形があればどれでも気軽に乗れるので、高齢者の引きこもり防止に一役買っているようです。
また、高山市周辺には高齢者向け住宅や介護施設も点在。
デイサービスが併設されたサービス付き高齢者向け住宅もあり、月額利用料も13万円程度ですので入居しやすいでしょう。
グループホームは完全個室でアットホームな雰囲気が魅力。
費用も入居時・月額共に10万円未満で収まるホームもありますので、大変人気です。
しかし、どの施設も満室が多く、即入居が難しい状況なのがネック。
直接いくつかの施設に見学に行って、入居予約をしておくと良いでしょう。
高山市はグルメでも有名で、「飛騨牛」などのブランド肉は一度食べてみたい一品。
また、トマトなどさまざまな野菜も獲れるため、大変食べ物も美味しい街ですので、シニア世代にもおすすめです。