宇和島市は闘牛や鯛めしなどが有名

宇和島市は、愛媛県の南部の街。
1889年町村制の施行により「宇和島町」となり、1921年宇和島町と八幡村が合併して宇和島市となりました。
人口は年々減少しており、1995年には10万776人だった人口も、10万人を割り、2000年には9万5,641人となり、2023年には7万19人と減少しています。
しかし、市内には宇和島市役所や宇和島市立中央図書館、宇和島市総合体育館といった公共施設や百貨店、大型スーパー、書店、古書店、衣料品店、家電量販店等、多彩な商業施設が揃っており、南予地方の中心的な都市です。
宇和島城と共に栄えた街で、闘牛が有名。
お祭りや鯛めし等の郷土料理も充実しています。
交通アクセスとしてはJR四国の「予讃線」の特急列車においての終点である「宇和島駅」があり、「予土線」も乗り入れます。
重要文化財「宇和島城」がある城山公園も宇和島駅から近いです。
市内には松山自動車道が走行し、宇和島北IC等から利用可能。
四国横断自動車道も宇和島北ICや津島高田IC等から乗降できます。
宇和島自動車が路線バスを運行しており、「ウワジマエクスプレス」に乗れば、大阪や神戸に直通です。
道の駅も各地に誕生し、愛媛県道31号沿いには「みまコスモス館」、国道320号には「うわじま きさいや広場」、国道56号には「津島やすらぎの里」があり、賑わいを見せています。
三方は鬼ヶ城山や高月山といった山々に囲まれていますが、市の西エリアは宇和海に面し、リアス式海岸が広がっています。
漁港の数では全国でも屈指です。
養殖水産業が盛んで、真珠やマダイが有名。
重要港湾「宇和島港」には戸島などの離島や九島を結ぶ航路が出ていますし、稚魚の輸出入が活発です。
市内には宇和島市立伊達博物館や宇和島市立歴史資料館、遊子水荷浦の段畑、天赦園といった観光スポットと共に、四国八十八箇所の41番札所である「稲荷山龍光寺」や42番札所の「一か山佛木寺」、龍光院、多賀神社、八幡神社等の神社仏閣があります。
また、室内温水プールを有する「吉田町ふれあい運動公園」等々の公共施設や、市立宇和島病院、宇和島徳洲会病院、市立吉田病院といった病院も点在。
サービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホーム、グループホーム等のシニア向けの住まいも出来ています。
介護付き有料老人ホームはレクリエーションが毎日実施されるので、「日中が充実していて嬉しい」という声も聞かれます。
また、囲碁や将棋、カラオケといった娯楽も豊富です。