有田郡有田川町は観光スポットや図書館等の多い町。病院もある

有田郡有田川町は、和歌山県のほぼ中央にある町。
町域のほとんどを山林が占め、市街地は市西部の有田川平野にあります。
2023年には2万5,641人との調査結果が出ています。
1990年代後半まで3万人を超えていましたが、それ以降は減少中です。
町南西部で隣接する湯浅町から、町西部で隣接する有田市へと抜ける形でJR紀勢本線が通っており、藤並駅から乗降できます。
また、有田鉄道の路線バスや有田川町コミュニティバスも運行中です。
高速道路は、阪和自動車道と、阪和自動車道から続く「湯浅御坊道路」が走行。
阪和自動車道に有田IC(インターチェンジ)が、湯浅御坊道路には有田南ICが設置されています。
有田川町には、扇形の美しい棚田で知られる「蘭島」があります。
「日本の棚田百選」にも選ばれており、蘭島の三田集落と西原集落、それに湯子川集落は国の重要文化的景観にも選定されています。
さらには、白岩丹生神社本殿や、吉祥寺の薬師堂および木造薬師如来坐像、歓喜寺の木造阿弥陀如来坐像および木造地蔵菩薩坐像など、国の重要文化財に指定されている歴史的遺産も多いのが特徴。
また、かなや明恵峡温泉や二川温泉、しみず温泉といった温泉施設もあるほか、「道の駅 明恵ふるさと館」では、新鮮な地元の農産物や、天然酵母を用いたパンなども販売されています。
トマトやシシトウといった野菜や、ブランドみかん「有田みかん」も有田川町の特産品です。
商業施設としては、町西部にある市街地を中心に、スーパーやホームセンター、ドラッグストア、家電量販店などが揃います。
内科や外科、歯科などの病院も多く、隣接する湯浅町との境界線近くには、大きな総合病院もあるので安心です。
加えて、町内には公共施設や文化施設も充実。
読書もできるカフェや、藤並駅前にある図書ブース付き美術館、豊富な児童書を揃えた「金屋図書館」、風光明媚な自然に囲まれた中学校内にある「しみず図書館」など、有田川町には個性的な4つの図書館が出来ました。
これらの図書館の総称は「有田川ライブラリー」で、コミュニティスペースとしても活用されています。
近年、有田川町にはグループホーム等のシニア向けの住まいも誕生。
落ち着いた和室があるホームや、介護ベッドや家具付きの個室でゆったりと過ごせるホームもあります。
どのホームもエレベーター等のバリアフリー設備のおかげで移動しやすく、快適に暮らせると好評。
毎日のレクリエーションが楽しめますし、美味しい手作り料理が毎日食べられるのも魅力です。