砺波市はチューリップや散居村の景色が綺麗な街

砺波市は、富山県西部に位置する人口4万7,347人の街。
市域の東は県都である富山市、南は南砺市、西は小矢部市、北は高岡市・射水市に接しています。1970年以降、人口の増加が続いていましたが、2005年をピークに減少中です。
市域は砺波平野の真ん中にあり、広大な田園の中に民家が散在して建っている「散居村の景色」でも全国的に知られています。
砺波市はチューリップの球根の生産数が高い地域としても有名で、砺波チューリップ公園は人気の観光スポットです。
毎年春には「となみチューリップフェア」と呼ばれるイベントを開催しています。
市内には「森林浴100選」に選出されている県民公園「頼成の森」などもあり、自然に親しめる街です。
その他にも、春には出町神明宮の例祭「出町子供歌舞伎曳山祭」で富山県の無形民俗文化財に指定されている「子供歌舞伎」が披露されますし、6月には日本有数の喧嘩祭りとして知られる五穀豊穣祭「砺波夜高祭り」も実施。
イベントが充実しています。
また、越中三大山城とも称賛された国の史跡「増山城跡」、縄文時代から続く複合遺跡「久泉遺跡」といった旧跡も多く、砺波の歴史に触れることができます。
交通アクセスとしては、JR城端線が市西部を縦断しており、油田駅・砺波駅・東野尻駅から利用可能。
市西部から北東部まで横断する北陸自動車道は、砺波ICから乗降できます。
バス路線も比較的豊富で、加越能バスと砺波市営バスが路線バスを運行。
富山地方鉄道、西日本ジェイアールバス、イルカ交通が、大阪や東京等へ向かう高速バスも発着しています。
近年、市内を縦断する国道沿いに、道の駅庄川と道の駅砺波が誕生。
地元の新鮮な農産物がずらりと並ぶ、観光客にも人気のスポットです。
加えて、砺波市内にはスーパーや大型商業施設もありますし、医療施設としては市立砺波総合病院やあおい病院、療養型病院「となみ三輪病院」も。
病院や商業施設は、砺波駅を中心とした市のメインエリアに集中しているので「用事が済ませやすい」との声も聞かれます。
さらには、グループホームやサービス付き高齢者向け住宅も徐々に増えており、シニア世代がますます暮らしやすい街になっています。
グループホームはリハビリに励める機能訓練室や面会者と一緒にくつろげるゲストルームなど、施設設備が充実。
一方、サービス付き高齢者向け住宅は完全個室で、居室にはトイレやナースコール完備なので安心でしょう。