日本酒や羊羹などの名物でいっぱいの都市です

佐賀県の中央部分に位置する、小城市。
東西を佐賀市と多久市に挟まれているほか、杵島郡の江北町・白石町と隣接しています。
南端で有明海と面しています。
今世紀初め、旧小城郡に属する5つの町が合併して発足しました。
市内の北部は筑紫山地に連なる山間部ですが、南部を中心に市域の大半が佐賀平野の一部で、平坦な土地が多いです。
北部にそびえる天山は、小城市のほか佐賀市や多久市、唐津市にまたがる名峰です。
県立自然公園の指定を受けており、見晴らしのよい場所やスキーなどを楽しめる場所があり、県全体を代表する観光名所となっています。
自然公園の一部にある清水の滝も、市を象徴する観光資源です。
約30年前に名水百選に選出されました。
滝つぼの目の前に清水観音宝地院が建てられており、霊場として崇められてきました。
小城市の中心市街地は、小京都と呼ばれており風情ある街並みが最大の特色です。
この一角にある小城公園は、かつては桜岡公園と呼ばれていました。
敷地の一部に数千本の桜が植えられており、桜の名所として近隣の住民に親しまれています。
今から約四半世紀前に、日本さくら名所100選に選出されました。
この公園は岡山神社や烏森稲荷神社とつながっているほか、古墳が発見された場所でもあり、古くから人々が集まる場所であったことがうかがえます。
小城市で列車にお乗りになりたいときは、JRの唐津線と長崎本線をご使用可能です。
路線バスに関しては、昭和自動車と祐徳自動車が運行するサービスをご利用できます。
そして小城市は、コミュニティバスが発達している都市です。
数種類の系統が地区ごとに運営されていてたいへんに便利です。
幹線道路については、有明海沿岸道路にお乗り入れできるインターチェンジが市内に2ヶ所あります。
長崎自動車道も市内でお乗り入れが可能で、おすすめの車道のひとつです。
小城市の人口は、昭和後期から平成初期に右肩上がりの成長を続けていました。
今世紀に入ってじきにピークを迎え、その後は減少に転じています。
2023年の調査では4万4,365人というデータが発表されています。
高齢化率に関しては同年に29.5%を記録しました。
これは全国平均値とほぼ同じ数字です。
小城市で介護施設をお探しになるなら、現時点ではおそらくグループホームがいちばん見つかりやすい状況でしょう。
特別養護老人ホームや介護老人保健施設、サービス付き高齢者向け住宅にめぐり会える機会もあります。
医療面では、小城市民病院などをご利用できます。