観光でとても潤っている都市。年々便利になっています

南西諸島の西端に連なる、宮古島市。
宮古島を中心に、池間島、大神島、来間島、伊良部島、下地島といった友人の島から成り立っています。
長い間、旧平良市および旧宮古郡に属する4つの町に分かれていましたが、2005年に合併してひとつの市として新たなスタートを切りました。
2015年に、宮古島と伊良部島の間に伊良部大橋が架けられました。
これによって、現在は6つの島すべてが船舶以外の方法で往復できるようになり、利便性が格段に増しています。
宮古島市は全域が亜熱帯性気候に面しており、かつては熱帯雨林がかなり目立ちました。
このため、気象条件や豊かな土壌を活かしたサトウキビやマンゴーといった農業がさかんでした。
現在はかなり工業化が進んでいるほか、観光業が非常に発展しています。
海水浴やマリンスポーツを目当てに、行楽シーズンになると日本中から観光客が殺到します。
昨今は、海外からの観光客も目立つほどです。
砂山ビーチや吉野海岸などが特に有名でしょう。
東平安名岬・西平安名岬などは、眺めだけでもじゅうぶんにお楽しみいただける名勝地です。
また近年は、ゴルフ場が沿岸地域にだいぶ目立つようになりました。
今から約20年前に、うえのドイツ文化村がグランドオープンしました。
もともと宮古島は、明治以来ドイツと関わりを持つ島でした。
ドイツとの交流の歴史を学習できる施設を設立しようとする動きが持ち上がったことが、このテーマパークがつくられた理由だったのです。
現在は、宿泊施設や飲食施設などが充実しており、時間をかけながら展示物を見学していただけます。
観光客が増えているため、現在は市内のレンタカーサービスがとても繁盛しています。
路線バスについては、宮古協栄バス・共和バス・八千代バスが運行するサービスをご利用可能です。
船舶については多良間海運・大神海運・宮古フェリー・株式会社はやてがフェリーの運行を管轄しています。
宮古島市の人口は、時代が平成に入ると減少傾向に入りました。
2023年の調査では5万5,562人というデータが公開されています。
高齢化率に関しては、同年に27.4%という計算結果が公表されました。
現在の宮古島市ではグループホーム・特別養護老人ホームの軒数が圧倒的に多いです。
そのほか、介護療養型医療施設・介護老人保健施設にご入居できる機会があるでしょう。
医療施設については、県立宮古病院・宮古島リハビリ温泉病院・宮古島徳洲会病院などがおすすめです。