暖かくて過ごしやすい土地です。熊野古道に近いです

三重県の南西部に位置する、北牟婁郡紀北町。
尾鷲市や多気郡大台町、度会郡大紀町と隣接しているほか、奈良県との境界線を挟んで吉野郡上北山村と隣接しています。
2005年に旧紀伊長島町と旧海山町が合併してできたばかりのまだ新しい自治体です。
2013年に町役場が現在の場所に移転しました。
紀伊半島の南端にある町のため、気候が温暖な点が特長です。
高温多湿であることから豊かな森林資源に恵まれており、土地の大部分が山地および緑地。
2004年に紀伊山地の霊場と参詣道が、ユネスコの手で世界遺産に認定されましたが、紀北町にもその一部があります。
ツヅラト峠や馬越峠が有名です。
熊野参詣道以外では、町から史跡の指定を受けている長島城や後山城の城址があります。
また日帰りで気軽にご利用可能な古里温泉が、地域のご高齢の方々の間で、長年大人気を博してきました。
太平洋岸に面して、長島港や島勝漁港といった良港があるため、紀北町は海産物の素晴らしさでも高い評価を受けてきました。
冬から春に欠けては、マンボウがよく水揚げされています。
町内ではとても手ごろな価格で取引きされており気軽に味わっていただける食材です。
ブリのような鮮魚やカキがよくとれるほか、鰹節や干物のような加工食品が全国に出荷されています。
紀北町で鉄道をご利用になりたい場合は、JRの紀勢本線にご乗車できます。
町役場の最寄り駅は紀伊長島駅です。
路線バスについては、三重交通のサービスをご利用できます。
高速バスのサービスもさかんで、三重交通グループのほか西武バスグループや名鉄バスグループが運行する路線をご利用可能。
首都圏や中京圏に短時間で直行していただけます。
高速道路に関しては、紀勢自動車道が近くて便利。
また国道42号線・260号線・422号線もよく利用されている車道です。
紀北町の人口は、減少傾向が続いているところです。
2023年の集計では14,479人という結果が発表されました。高齢化率は44.9%であり、全国平均の29.1%と比較してもかなり高齢化が進んでいることがわかります。
現在の紀北町で介護施設をお探しになりたい場合は、グループホームがとりわけ見つかりやすい状況にあります。
その次に、特別養護老人ホームや介護老人保健施設も軒数が多めです。
民間企業が運営する施設では、サービス付き高齢者向け住宅へのご入居が以前よりしやすくなりました。
リハビリや医療ケアが必要なときは、介護療養型医療施設を見つけてご利用いただくのもいい手でしょう。